IIJmioは『真・痛SIM』をコミックマーケット89で販売します。パッケージだけでなくSIMカード台紙や本体にもイラストが描いている点が特徴。NTTドコモが今冬に提供するMVNO専用SIMを活用しています。
IIJmioは3月のコミケットスペシャル6にて「痛SIM」を販売していました。しかし、イラストはパッケージに描かれているのみで、SIMカード台紙やSIM本体はドコモデザインのまま。理由は現行MVNOの仕組み上MVNO自らがSIMカードを発行できないためです。IIJはドコモが発行したSIMカードをドコモデザインのまま痛SIMに使っていました。
ところがNTTドコモは今冬よりMVNO専用SIMの発行を開始。機能は従来通りですが、ドコモロゴ等が一切ない白地となり、MVNOがSIMのデザインを独自にアレンジできるようになりました。
今回の真・痛SIMもこのMVNO専用SIMを活用しています。イラストは左から、鈴平ひろ・魔太郎・ねとらぼ「ITちゃん」コラボの3パターンを用意します。
IIJmioプリペイドパック(500MB)として、1枚3000円(税込)で販売予定。なお、用意するのnanoSIMタイプだけです。これはmicroおよび標準SIMは端子周辺の印刷が困難なためと説明。またSIMの裏側(金属面の反対側)にはIDなどが記載されているため印刷を断念したとしています。
なお、夏コミでは、同人サークル Project Connect がSIMの裏側全面にイラストを描いたSIM を販売していましたが、同SIMは日本国内で使用できませんでした。この真・痛SIMは通常のプリペイドSIMとまったく同じように使えます。
この真・痛SIMは、12月29日〜31日の3日間に開催されるコミックマーケット89のIIJmioブース(企業ブース 312・西4ホール)で販売予定。購入者には先着順でオリジナルデザインのポスターと紙袋をプレゼントするとしています。