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FIFA 米当局「幹部起訴後も不正続く」12月4日 19時11分
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FIFA=国際サッカー連盟を巡って、アメリカの司法当局が新たに現職の副会長2人を含む16人を賄賂を受け取った罪などで起訴した事件で、司法当局は、ことし5月にFIFAの幹部ら14人が一斉に起訴されたあとも不正行為が続いていたと指摘しました。
FIFAを巡っては、ことし5月、当時の副会長など関係者9人を含む14人が多額の賄賂の受け渡しなどに関わったとしてアメリカの司法当局に起訴されていますが、さらに3日には、新たに現職の副会長2人など合わせて16人が、サッカーの国際大会でテレビなどの放送権を巡って賄賂を受け取ったとして収賄の罪などで起訴されました。
アメリカの司法当局はさらに、起訴状の中で、ことし5月にFIFA幹部らが一斉に起訴されたあとも、FIFAの関係者がスポーツ関連企業に賄賂の支払いを催促するなど、不正な行為が続いていたと指摘しました。
司法当局は「信頼に対する裏切り行為に心の底から憤りを覚える。汚職の規模は大きい」と述べたうえで、「まだ終わりではない」としてさらなる捜査の広がりを示唆しています。
FIFAでは2日から理事会が行われ、会長や副会長、理事などの任期を3期12年に制限することなどの組織改革案が承認されましたが、根深い不正の体質にさらなる批判が集まりそうです。
アメリカの司法当局はさらに、起訴状の中で、ことし5月にFIFA幹部らが一斉に起訴されたあとも、FIFAの関係者がスポーツ関連企業に賄賂の支払いを催促するなど、不正な行為が続いていたと指摘しました。
司法当局は「信頼に対する裏切り行為に心の底から憤りを覚える。汚職の規模は大きい」と述べたうえで、「まだ終わりではない」としてさらなる捜査の広がりを示唆しています。
FIFAでは2日から理事会が行われ、会長や副会長、理事などの任期を3期12年に制限することなどの組織改革案が承認されましたが、根深い不正の体質にさらなる批判が集まりそうです。