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VWの米11月新車販売、前年比25%減 排ガス不正が影響

AFP=時事 12月2日(水)10時2分配信

【AFP=時事】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は1日、米国での11月の新車販売台数が前年同月比25%減少したと発表した。

VW車に新たなソフト不具合、燃費に影響と独紙

 今年11月の販売台数は、前年同月より約8000台少ない2万3882台だった。排ガス不正問題を受けてディーゼル車の販売を停止したことが影響した。

 VWは、排ガス試験で不正を行うソフトウエアを搭載していたとする新たな疑惑の浮上に伴い、米国でのディーゼル車販売を先月4日に凍結。これにより平均的な月間販売台数より約2割減となった。さらに、ディーゼル車以外の販売にも影響したとみられる。

 自動車のインターネット取引業者、オートトレーダー(Autotrader)の上級アナリストは、「VWは排ガス不正発覚直後の数か月は運良く持ちこたえることができたが、その運も11月には尽きてしまった」と分析している。

 世界第2位の自動車メーカーであるVWは、独・米をはじめ複数の国で規制違反の調査や犯罪捜査の対象となっており、今後巨額の罰金の支払いが命じられる可能性もある。【翻訳編集】 AFPBB News

最終更新:12月2日(水)11時17分

AFP=時事

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