佐藤清孝
2015年12月2日14時35分
千葉県白井市特産の自然薯(じねんじょ)をPRするキャラクター「じねんじゃー」が話題を呼んでいる。地元PRのために立ち上がった市職員の個人的なボランティア活動だが、テレビ出演をきっかけに人気が急上昇。非公認ながら市もエールを送っている。
茶色の不気味なデザインの着ぐるみにおもちゃの刀、両手でストールを振り回しながら「とろろー」。おしりに付けたブーブークッションをおなら代わりに鳴らすと、子どもたちに大受けだ。その正体は総務課の松田浩明さん(39)。市には県内一の生産量を誇る梨をPRする公式キャラクター「なし坊」がいるが、梨とともに市のふるさと産品に認定されている自然薯に目を付けた。
名前は「自然薯」と「しろい地底王国の忍者」をかけ合わせた。2013年暮れから、市販の着ぐるみを女性職員らの手助けで「じねんじゃー」に改造。名前や頭など縫わなければならない部分を安全ピンや木工用ボンドで止めたため、手作り感満載だ。
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朝日新聞社会部
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