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おれは大学院をやめるぞ!キョウジューーッ!おれは学生を超越するッ!キョウジュおまえの血でだァーッ!!

この記事は退学 Advent Calendar 2015一部として書かれました。

平凡に生きていた。 大学生のころは無難に生きていた。 プログラミングに興味があってそれっぽい大学のそれっぽい学部に入ったが、 気づけばラグビー部にはいって体育会系の真似事をしていた。 もともと自律神経が弱く週五回ある練習の四回でるぐらいで体調を崩した。 そういったことが元で、二年生のとき少し疲れてしまって、短期休学をしていた。 体調は一度崩してしまうとなかなかもとにはもどらない。 最終的に部活は研究室に専念するために三年いっぱいでやめた。

研究室に入ってからはより本来大学でやりたかった勉強をやりはじめた。 学部の授業には真面目に出ていたし、内容も真面目に勉強していた。 プログラミングは趣味で続けてはいたが、趣味のレベルだった。 なので自分の求める研究のようなものはできなかったように感じる。 しかしそう言うと語弊がある。 未だに研究というものが何なのかよくわからない。 結局また体調を崩しながら2週間ぐらいでAPIを叩いて卒論はおわった。 余談だが本当にAPIを叩いているだけ、読みたい人がいれば渡す。

大学院というものに特に疑問を感じず進学した。 毎日々々いままでの不勉強のツケを払う日々を過ごした。 そうして深夜アニメに対する依存度が増えた。 やっている限りのアニメをリアルタイムで見ようとした。 義務感があったし特に疑問は感じなかった。 起きる、研究室で勉強をする、アニメのために帰る、寝る。 この生活は最終的になんだかよくわからない何かのツケを払う時まで続いた。

研究が何なのか何を求められているのかよくわからないまま研究を求められているうちに、 就職活動の時期がきて、 自分が将来何を求めているかということさえ求められるようになってしまって、

だいぶ疲れた。

大学院に行くのはやめた、 というより体が動かなくなったのでいけなくなった、別に行きたくなくなったわけでもないんだけどね。

それから、

1年ほど自宅で療養して、1年ほどWeb制作会社で働いて、1年ほど大阪で自由に暮らして、その過程で自分がもう大学院を求めていない気づいたのでやめて就職することにした、自分が何を求めているかわかったからね。

大学なんて自分が求めなくなったらやめたらいい。入るのも自由だし、出るのも自由なところだ。

  • 2 12月 2015