私がミニマリズムという暮らしで欠けさせたくないもの。それは、この美しさだ。-259ページより
本題:最小限主義。 「大きい」から「小さい」へ モノを捨て、はじまる“ミニマリズム"の暮らし
著者:沼畑 直樹さん
3行でわかる本の内容
著者が見つけた、暮らしの中でのミニマリズムの活かし方。
小さなことをていねいに感じることが、本当の豊かさにつながっていく。
清々しい生き方、という表現がぴったりきます。
ここからは、本を読んで特に影響を受けたこと・そのページをご紹介していきます。
「小さいほうがいい」という価値観
「小さい」ほうが、いい場合もある-51ページ
この章では、「小さくてもいい」ではなく「小さいのがいい」という価値観について書かれています。
私にとってミニマリズムという言葉は、その価値観を周囲の人達に伝えるのに役立ちました。
妥協や思い込みや思考の放棄からなる選択ではなく、しっかりと感じ考えて選んでいきたいと思います。
…自分の小さな身長も、いつか「これがいい」って思えたら良いな。
人間関係のミニマリズム
2.人ばかりを見ないで、自然と向き合う-88ページ
この章では、著者が出会った女優・工藤夕貴さんが、映画業界に携わる一方で農業をする理由が書かれています。
人が熾烈な争いを繰り広げる業界にいる人ほど、自然と向き合う時間がバランスをとってくれるのでしょうね。
心理学者アドラーの教えの中に、「人間の悩みはすべて対人関係」という言葉がありました。
偉大な自然と向き合うことは、悩みをミニマルにする効果的な方法かもしれません。
空は究極のしあわせのカタチ
3.幸福論をシンプルにミニマルにしていくと、最後に「空」が残った-202ページ
これ、究極のしあわせのカタチだな、と思いました。
いつでも見上げれば見ることができる空。
その価値を感じられる感性さえ持てば、最高のアートを堪能できる。
この本から取り入れたいこと
この本に書いてあるのは、著者の沼畑さんが見つけたミニマリズム。
そこには「自分の目で見て、感じて、体験することでしか得られない価値」があふれています。
それをそのままマネするのではなく、自分の感性を発揮することで、自分なりのミニマリズムを見つけていきたいと思いました。
この本は誰におすすめ?
- 家族で暮らす、ミニマリストになりたい人
- 日々の暮らしにしあわせを見つけたい人
- 家を持つミニマリストの暮らしを知りたい人
いろんなミニマリストに出会えるコミュニティ10選
- 断捨離シンプル&ミニマムな暮らし
- 少ないモノで暮らす
- 少ない服で着回す
- 持たない暮らし
- ミニマリストの持ち物
- シンプルな道具たち
- シンプルで豊かな暮らし
- 使い切る。使い切った。捨てた。
- 捨てても、大丈夫だったもの。
- ミニマリストになりたい
30min(読書時間抜かして)