どうも、星川(@Soh_RundabanSP)です。
『風とロック芋煮会2015』で立川談春さんの落語を拝見してきました!
いや~、二度目だったのですが感動しました。
今回は「らくだ」という噺。
(ちなみに前回は「芝浜」これが泣かせるんだな。)
音楽も芸能もライブっていいもんです。
そもそも落語の凄さって・・・・
そもそもなんですが噺家さんってすごいですよね。
落語って演技なのか、話術なのか。
おそらくどっちもなんですが2人以上のキャラクターを同時進行で演じ分けるってもう、それだけで神業。
他のエンターテイメントに比べて、格段にリアリティを持たせること、お客さんを引き込むことが難しいと容易に想像できます。
「どういう頭の構造してんるんだ!?」って思っちゃいます。
スマホもテレビもなかった江戸時代。
それは魔法のように思えたでしょうねぇ。
話がそれましたが、この「演じ分け」の凄さを如実に感じる、そんな体験をしました。
滑らかなキャラクターの移行
「らくだ」という噺の主要人物は、ヤクザものとクズ屋さん(リサイクル業者?)の2人です。
ヤクザものが偉そうにクズ屋に無理難題、理不尽を吹っかけるんです。
ヤクザだからとっても怖い。
クズ屋は戦々恐々、嫌々従うんです。
けれど終盤、お酒をきっかけに立場逆転。
クズ屋さんが感情を爆発させて、お酒に弱いヤクザものがタジタジになる。
それまでキャラクターが入れ替わるわけですね。
この凄さですよ。
つまり「演じ分け」にプラスして「入れ替え」が行われているわけです。
もちろん、入れ替わるのは感情の部分だけであって、キャラクターのディテールまで入れ替わったら話がわけわかんなくなっちゃう。
それを(見てるぶんには)意図も簡単に、ひじょ~に滑らかに移行させるんですね。
これは単に技術だけでなく、如何に「人間を知っているか」が芸として昇華される例ではないでしょうか?
説得力をもって感情表現するだけでも難しいのに、それを入れ替えてしまう妙。
みてるこっちも最後はクズ屋さんにものすごく感情移入しちゃうんです。
ライブだから周りのお客さんもそんな風に見ているのが感じられました。
(それがライブのいいとこだよね)
お客さんを含め、その空間の集中力が最高点に到達したところで「ピシっ」とオチを迎えました。
いや~、気持ちいい!!
あれは「また、見たいな~。」って思っちゃいますよ。
ステージの上、一人で観衆に立ち向かう噺家さん。
めちゃくちゃ尊敬します。
凄すぎます。
ご興味あるかたは、是非一度見に行ってみてください!
以上、バンドマンがお送りしました!