11月25日 20時41分
旧ライブドアの粉飾決算事件で、株価が下落し損害を受けたとして、株主だった男性が堀江貴文元社長ら当時の経営陣に賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所はおよそ9200万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
旧ライブドアの株を25万株保有していた埼玉県の男性は、平成18年に発覚した粉飾決算事件で株価が下落し損害を受けたとして、堀江貴文元社長ら当時の経営陣に賠償を求める訴えを起こしました。
25日の判決で、東京地方裁判所の倉地真寿美裁判長は「当時の経営陣は、うその内容を含む有価証券報告書を提出していた」と指摘しました。
そのうえで、「うその記載によって株の市場価格が高くなっていたと認められる」として1株当たり300円を損害と認定し、旧経営陣4人に対して、およそ9200万円の支払いを命じました。
旧ライブドアの粉飾決算事件を巡っては、株主ら3300人余りが旧経営陣やライブドアから名前を変えたLDHに賠償を求めた集団訴訟を起こし、3年前に終結しています。
男性の弁護団の紀藤正樹弁護士は「一連の訴訟はこれですべて終わるとみられるが、当時の経営陣には、痛みを感じてもらいたい」と述べました。
新着ニュース