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人工呼吸器異常気付かず死亡 京都の病院長ら書類送検

京都新聞 11月26日(木)12時37分配信

 人工呼吸器の異常に気付かず、入院中の患者を死亡させたとして、京都府警捜査1課と右京署は26日、業務上過失致死の疑いで、京都市右京区花園伊町、泉谷病院の田中純次院長(68)=大津市=と、女性看護師長(40)=中京区、女性看護師(30)=南丹市=の3人を書類送検した。
 書類送検容疑は、8月4日午前3時ごろから約40分間、同病院2階で入院していた伏見区の男性(76)の人工呼吸器の異常を知らせる警報音が鳴っていたことに気付かず、適切な処置が遅れ、低酸素脳症で死亡させた疑い。
 府警の説明では、当時は当直時間帯で、男性の担当だった女性看護師を含む3人の看護師は全員仮眠中だった。3階の別の看護師が異常に気付いたが、男性は死亡していた。呼吸器の管の接続部が外れていたという。同病院では、約10年前から当直の看護師が全員同じ時間帯に仮眠する状態が続いていたという。
 府警によると、田中院長ら3人は容疑を認め、看護師長は「今まで事故が起こらず、(全員同時仮眠を)黙認していた」、看護師は「警報音が鳴れば誰かが気付くと思って寝てしまった」と供述している、という。
 田中院長は取材に対し、「このような事故が起こり、申し訳ない。深夜の看護師の勤務態勢を再度確認し、再発防止に努める」と話した。

最終更新:11月26日(木)13時18分

京都新聞

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