Updated: Tokyo  2015/11/24 17:19  |  New York  2015/11/24 03:19  |  London  2015/11/24 08:19
 

イエレンFRB議長、7年間のゼロ金利を擁護-ネーダー氏宛て書簡で

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    (ブルームバーグ):イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、消費者保護を唱える運動家ラルフ・ネーダー氏を含むグループからの貯蓄者のための利上げを求めた書簡に対し、金融当局が2008年以降、事実上のゼロ金利政策を続けていなければ、米国民の暮らし向きは悪化していただろうと反論した。また、利上げ開始後の引き締めペースが「緩やか」になるとの見通しを重ねて示した。

23日に公表された書簡でイエレン議長は、「過度に積極的な利上げはせいぜい貯蓄者に一時的に利益を与えるだけだ」と論じ、過去7年間の事実上のゼロ金利政策が持ち家や退職金口座の劇的な減価から米国の貯蓄者を守ったと指摘した。

同議長はさらに、仮に米金融当局が強力に対応していなければ、「こうした貯蓄者の多くは職や年金を失う(もしくは失業した子供や孫を支えるための負担増に直面する)事態に陥っていたのは明らかだ」との見方を示した。

イエレン議長は、「過度に積極的な」利上げを行っていれば景気拡大を損ない、米金融当局はゼロ金利への逆戻りを余儀なくされていた恐れがあるとし、過去約25年間にわたってゼロ金利状態にある日本の例を挙げた。

原題:Yellen Cautions Against Overly Aggressive Fed Tightening (1)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先: Washington D.C. Christopher Condon ccondon4@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先: Carlos Torres ctorres2@bloomberg.net

更新日時: 2015/11/24 08:59 JST

 
 
 
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