トップページスポーツニュース一覧五輪エンブレム受け付け開始 30分で300件
ニュース詳細

五輪エンブレム受け付け開始 30分で300件
11月24日 14時26分

2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムの応募の受け付けが24日正午から始まり、開始30分で登録が300件に上るなど、関心の高さをうかがわせています。
エンブレムの受け付けは24日正午からインターネットで行われ、大会の組織委員会では、選考に当たる「エンブレム委員会」の宮田亮平委員長などが取材に応じました。東京芸術大学の学長も務める宮田委員長は「おめでたいときに打つ」というみずからが製作した「どら」を用意し、「いい作品を待っているよ」と声を上げたうえで「どら」を鳴らすと、集まった職員が拍手をしました。
組織委員会によりますと、受け付け開始から僅か30分で仮登録も含めておよそ300件の登録があったということです。また、組織委員会のホームページからの応募要項のダウンロードも先月16日から24日までに7万件を超えていて、関心の高さをうかがわせています。
応募は来月7日に締め切られ、本格的な審査の前に、応募の様式に不備がないかや商標登録しにくいデザインではないかなどを、エンブレム委員会のメンバーや外部の専門家などが4つの段階でチェックし、年内に100から200点程度に絞り込む予定です。このあと年明けから本格的な審査を経て、来年春の決定を目指すことにしていて、白紙撤回の際に問題になった透明性をどう確保し、国民が納得のいくエンブレムを選んでいくのか課題になります。

宮田委員長「これしかないというものを」

宮田委員長は、受け付け開始直後から登録が相次いでいることについて、「いかに皆さんの情熱がエンブレムにあるのか、ということだと思う。さまざまな議論を重ねて、ようやくここにこぎつけることができた。『すばらしい作品になるように』というただ一つのために、みんなで頑張ってきて今に至った」と感慨深い様子で話しました。そのうえで、宮田委員長は「家族も友達も学校の授業でもプロの方にも『これしかない、これが私のエンブレム』というものをどんどん応募してもらいたい」と話しました。
また、課題となる審査の透明性について、組織委員会は、どのような形で審査をするのか絞り込みの流れをホームページで公開しているとしたうえで、審査における国民の参加の在り方について今後の有識者会議で議論するとしています。

組織委員会のスポーツディレクターを務める陸上ハンマー投げの室伏広治選手は、「エンブレムは大会のシンボルとなるとても重要な存在です。アスリートがオリンピック・パラリンピックを目指すように、世界へ向けて発信されるエンブレムを皆さんと一緒に作っていけたらうれしいです。誰にでもチャンスはありますので、すばらしい作品の積極的な応募をお待ちしています」というコメントを出しました。

五輪相「すばらしいエンブレムに」

遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣は閣議のあとの記者会見で、「前回の反省を踏まえ、国民に対してしっかりと透明性を持って、信頼される形で作業を進めていると思っている。多くの皆さん方に応募いただき、選考過程も一つ一つ丁寧に、透明化を進めながらやっていくということなので、大会を盛り上げる、すばらしいエンブレムになると信じている」と述べました。
また、馳文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で「白紙撤回された前回のことを改めておさらいし、よりよい公募のシステムや決定のされ方、発表までの十分な審査を求めたい。エンブレムにはマーケティングの効果もあるので、スポンサーにも『これぞ2020年のオリンピック・パラリンピック』と示せるよう、前向きな明るいエンブレムが選ばれるよう願っている」と述べました。

関連ニュース

k10010317631000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ