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先生は島の宝…「Dr.コトー」続投署名活動へ

読売新聞(ヨミドクター) 11月24日(火)12時11分配信

 人気漫画「Dr.コトー診療所」のモデルとなった鹿児島県薩摩川内(せんだい)市・下甑(しもこしき)島(人口約2400人)の下甑手打診療所長、瀬戸上(せとうえ)健二郎さん(74)が来春で退任する見通しとなったことを受け、地元住民が続投を求めて動き出した。

「Dr.コトー」のモデル退任へ…離島医療37年

 瀬戸上さんの継続雇用を市に求める署名活動を近く実施する。住民は「先生は島の宝。これからも私たちの健康を支えてほしい」と訴えている。

 瀬戸上さんの退任は、市職員としての任期が切れるため。市によると、65歳で定年だったが、住民の意向も踏まえ、特例で契約を更新するなどして続けてもらっていた。70歳の時、任期付き職員の採用に関する法律に基づき、条例を定めて任期を最長5年と規定。来年3月でその期限を迎えることから、任期更新は困難と判断した。瀬戸上さんも「75歳を区切りに、ひと休みしたい」と話す。

 これに対し、住民らは続投を希望。37年にわたって離島医療に尽くしてきた瀬戸上さんに「もう少し頑張ってほしい」と、署名を集めることにした。呼び掛け人の一人、小川公さん(63)は「市は知恵を絞り、働いてもらえる方法を考えてほしい」と語る。

最終更新:11月24日(火)13時54分

読売新聞(ヨミドクター)