就職活動で面接に進むと、面接官から趣味は?と尋ねられることがよくあります。そんなときにPRすると、ポイントが上がる趣味はあるのでしょうか? また就活の前にやっておくと、将来に役立つ趣味はあるのでしょうか? そんな就活前にやっておきたい、おすすめの趣味について考えます。
どんな趣味を就活前にやっておくと良いですか?
就職活動と趣味は無関係。そんな風に考える人もいるかもしれませんが、趣味があれば、面接などで個性や長所をPRするときに、とても役立ちます。学歴や職歴などでははかれない、人間的魅力を伝えることができるからです。また資格が取得できる趣味の場合、持っているだけで印象が良くなることもあります。
例えば、就職で有利になる可能性がある趣味として、オフィスパソコン系の趣味があります。職場の多くではWordやExcelといったビジネスソフトを活用して業務を行っています。職場でも研修を通じて、これらのソフトの使い方を教えてくれることもありますが、自在に操れるスキルを持っていれば、即戦力として活躍できる可能性もあります。
また介護職につきたいと思っている人なら、介護職員初任者研修や介護保険事務、介護福祉士、ケアマネジャーなど、介護にまつわる資格をあらかじめ持っていると、就職活動で役立ちます。医療事務や調剤報酬請求事務、作業療法士、理学療法士など、医療系の資格も同様です。
そのほか、面接での印象を良くしたいなら、ビジネスマナーに関する講習や教室に通っておくと、良いでしょう。名刺の渡し方や、電話の応対の仕方など、ビジネスに最低限必要なスキルを講習で教えてくれるところがあります。
姿勢が悪いと感じるなら、ウォーキングを趣味にしておくと、良いかもしれません。面接にあまり時間がかけられない企業もあります。そのような企業での面接では、歩き方や受け答えの仕方が印象を大きく作用することもあります。コミュニケーション能力を高める会話の教室などでスキルアップするのも良いでしょう。
協調性をアピールできる趣味や、仕事で役立つスキルをアピールできる趣味は?
そのほか、ビジネスで必要なスキルをピンポイントで磨く方法もあります。例えば、協調性は会社でも重視される資質のひとつです。これを磨くにはやはりチームスポーツに慣れ親しんでおくことが重要です。サッカーや野球、バレーボールなどチームスポーツの経験が面接でも語れるでしょう。スポーツが苦手でも、マネージャーなど裏方の経験があると、協調性をアピールしやすくなります。
また最近はビジネススキルの講座やスクールもキャリアップの意識の高まりを受けて、多様化しています。接客の仕方を教えてくれるような教室もあれば、クレームの対処法をレクチャーしてくれる講座などもあります。これらをあらかじめ受講しておけば、面接などでスキルを十分にアピールすることができると思います。
特殊なスキルとしては、速読や速記、あるいはコーチングなどの教室もあります。コーチングは将来、部下などができた際に、彼らを成功に導いたり、モチベーションをあげたり、さまざまなビジネスシーンで活用することができます。
まとめ
いかがでしたか? 今回は就職活動前にやっておきたい趣味をご紹介しました。忙しくなる前に、あなたも趣味をはじめてみませんか?