APEC 成長エンジン確保へ経済統合推進を=朴大統領

【マニラ聯合ニュース】アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するためフィリピンのマニラを訪れている朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領は18日、APEC事務局の書面インタビューに対し「APEC加盟国もこれまで通りの成長はもはや可能でないという点を認識し、低成長が続くことを防ぐとともに新たな成長エンジンを確保するため、経済統合の進展を一層加速させるべきだ」と述べた。

 朴大統領はアジア太平洋の成長を支えてきた貿易の増加率が2012年以降は国内総生産(GDP)成長率を下回っていることに懸念を示した上で、経済統合の必要性を強調。その上で、韓国がAPECを通じ域内の貿易投資の自由化と経済統合に努め、国内では低成長の打開と包括的かつバランスの取れた成長に向けた構造改革に取り組むことで新たな成長エンジンの確保に注力していると説明した。

 また、韓国の経済開発の経験を国際社会と共有しながら、域内の経済統合の発展と包容的な成長に寄与していくと表明した。

 農村の貧困問題の解決に向け、韓国で1970年代に展開された農村改革運動「セマウル運動」を現在の途上国の状況に合わせて普遍化しようと国際機関と協力しており、APECも経験を共有できるよう寄与する計画だとした。

 また、韓国は自由貿易協定(FTA)交渉の経験を域内の途上国と共有する事業を進めているとしながら、こうした努力がアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)構想を妨げる要因と指摘される先進国・途上国間の交渉力格差の解消に役立つとの考えを示した。朴大統領は「韓国は今後もAPEC内で先進国と途上国間の懸け橋の役割を担う」と述べた。

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