デモでボロボロの機動隊バス、韓国野党が入れ換え予算を拒否

新政治民主連合「警察の放水車購入予算の要求は一切認めない」

 今後実際にこれらの予算が削減された場合、暴力デモなどで破損した機動隊バスの修理や入れ換えが難しくなり、違法デモの首謀者や参加者の摘発も当然困難になる。ちなみにこの予算のほとんどは、所管する常任委員会で野党議員らの要求によりすでに1回削減されたものばかりだが、野党は今回のデモ対応を口実に、残りの部分についても全て削減すると息巻いている。放水車関連の予算について警察庁は当初、現在全国で使用されている19台のうち、老朽化した3台の入れ換え費用として9億ウォンを国会に要求したが、安全行政委員会予算決算小委員会の審議では1台分の3億ウォン(約3200万円)しか認められなかった。

 また使用期限(8年)を経過した機動隊バスの入れ換えのための予算は、義務警察官への福利厚生や安全管理にも影響することから「絶対に必要」との指摘が根強い。警察庁の関係者は「旧式のバスは車内が狭く、義務警察官たちは足を伸ばすこともできない。彼らの多くは長時間の待機を強いられることから、膝の痛みを訴える隊員も多い」「義務警察官の福利厚生のためにも、バスの入れ換えに必要な予算だけは何としても認めてもらいたい」などと求めた。

 予算決算特別委員会で与党セヌリ党側の幹事を務める金聖泰(キム・ソンテ)議員は、今回の放水車予算の削減について「警察からの当初の要請通り、3台を全て入れ換えられるよう努力したい」「警察が違法デモ勢力から国民の安全を守ることができるよう、予算の面で後押しすることはセヌリ党の責務だ」と語った。

キム・ウンジョン記者
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