韓国軍:珍島犬が初めて軍用犬試験に合格

 韓国固有種の珍島犬(天然記念物第53号)が、初めて軍用犬試験に合格し、国防の義務を遂行することになった。

 韓国陸軍が17日に明らかにしたところによると、珍島犬「パド」(オス、生後19カ月)と「ヨンピル」(オス、生後23カ月)は、第1野戦軍司令部でそれぞれ探知犬・追跡犬任務に就く予定。同司令部は今年2月、珍島から珍島犬35頭の寄贈を受け、訓練を続けてきた。固有種のむく犬が軍部隊で警戒犬として活躍した例があるので、珍島犬も軍用犬として利用してほしいという要請があったという。

 韓国の軍用犬のおよそ70%を占めるジャーマン・シェパードは適応力が高く、主人が変わっても、おおむね1週間以内に新たな主人の命令に従うという。一方、珍島犬は忠誠心が非常に強く、主人が変わると「脱走」したり病気になったりすることが多かった。

 35頭のうち「パド」と「ヨンピル」は、第1段階に当たる「犬社会化訓練」と第2段階に当たる「主特技養成訓練」をそろって通過した。さらに「パド」は、今月4日に開かれた「第5回関税庁長杯探知犬競演大会」で爆発物探知能力を認められ、奨励賞を受賞した。韓国軍の関係者は「パドはにおいをよく嗅いで探知能力に優れ、ヨンピルは俊敏」と語った。

チョン・ヒョンソク記者
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