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農相 肥料偽装のメーカーに改善指導も11月10日 11時34分
JA全農=全国農業協同組合連合会が秋田市のメーカーから調達し、販売した肥料の成分が偽装されていた問題で、森山農林水産大臣は閣議の後、記者団に対して立ち入り検査の結果を踏まえ、必要があれば来週中にもメーカーに対して改善指導などを行う考えを示しました。
この問題は秋田市の肥料メーカー「太平物産」がJA全農向けに製造した肥料の大半で成分を偽装していたもので、JAは東日本の11の県でおよそ4万トンを販売しました。これを受けて農林水産省は今月6日からこのメーカーの工場に立入検査を行っています。
これについて森山農林水産大臣は閣議の後、記者団に対して「検査は現在も続いているが、来週中にはひとつの指導の方向について結論を出すべく努力をしている」と述べ、検査の結果、必要があれば来週中にも肥料取締法に基づいて改善指導などを行う考えを示しました。
農林水産省は平成21年からことし6月まで8回にわたりこのメーカーの工場に定期的な検査を行っていたにもかかわらず、偽装を見抜けませんでした。これについて森山大臣は「問題があった有機肥料についてはリストから外されていたことがはっきりした」と述べ、政府の検査をかいくぐるためメーカーが意図的に隠蔽していたことを明らかにしました。森山大臣は今後、検査の方法を見直す考えを示しました。
これについて森山農林水産大臣は閣議の後、記者団に対して「検査は現在も続いているが、来週中にはひとつの指導の方向について結論を出すべく努力をしている」と述べ、検査の結果、必要があれば来週中にも肥料取締法に基づいて改善指導などを行う考えを示しました。
農林水産省は平成21年からことし6月まで8回にわたりこのメーカーの工場に定期的な検査を行っていたにもかかわらず、偽装を見抜けませんでした。これについて森山大臣は「問題があった有機肥料についてはリストから外されていたことがはっきりした」と述べ、政府の検査をかいくぐるためメーカーが意図的に隠蔽していたことを明らかにしました。森山大臣は今後、検査の方法を見直す考えを示しました。