トップページ社会ニュース一覧温暖化対策 先進国と途上国の隔たり埋まらず
ニュース詳細

温暖化対策 先進国と途上国の隔たり埋まらず
11月10日 5時07分

温暖化対策 先進国と途上国の隔たり埋まらず
k10010300061_201511100619_201511100622.mp4
地球温暖化対策の新たな枠組みの合意を目指すCOP21を前に、フランスで開かれている閣僚級の会合は2日目に入り、温室効果ガス削減の責任や資金支援などについて、先進国と発展途上国の間の意見の隔たりは埋まらず、合意に向けた道筋は不透明な情勢が続いています。
地球温暖化対策を巡っては、今月30日からフランスのパリで開かれる国連の会議、COP21で京都議定書に代わるすべての国が参加する新たな枠組みの合意を目指しています。
これを前に8日からおよそ70か国の閣僚などが参加してパリで開かれている会合は2日目に入り、先進国と途上国で温室効果ガス削減の責任に差をつけるのかや、途上国の削減対策や温暖化の被害に対する資金支援など、対立する論点について4つのグループに分かれ、それぞれ意見を交わしました。
会合は非公開で行われましたが、政府関係者によりますと、世界全体で温室効果ガスの削減を目指す長期的な目標の必要性などについては先進国、途上国ともに歩み寄りの姿勢がみられたということです。
一方で、資金支援などについては双方の意見の隔たりは埋まっていないということで、COP21の本番が今月末に迫るなか、合意に向けた道筋はなお不透明な情勢が続いています。

関連ニュース

k10010300061000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ