ショパンコンクルール優勝効果で朝から行列、クラシック界異例のヒット

「21歳のショパン」チョ・ソンジンのショパンコンクールCD発売初日1位

 ショパン国際ピアノコンクールのライブアルバムがリリースされたのは、同コンクール史上初めてのことだ。アルバムにはチョ・ソンジンがコンクール本選のステージで演奏した「ノクターン作品48-1」「ピアノソナタ作品35」「24のプレリュード」などが収録されている。だが、決選でワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団と共演した「ピアノ協奏曲第1番」は収録されていない。このアルバムの流通を手がけるユニバーサルミュージックのイ・ヨンシク取締役は「ショパン国際ピアノコンクール協会とドイツ・グラモフォンがチョ・ソンジンさんの演奏の中で最もすばらしく優れた曲だけを収録するということ話し合った。『ピアノ協奏曲第1番』はオーケストラの演奏がチョ・ソンジンさんの演奏を引き立てるほどではないと判断、今回のアルバムからは外したと聞いている」と説明した。

 このアルバムは予約販売だけでも複数のCD販売サイトでIUやJYJジュンスといった人気アイドルたちのCDを抑え1位に立った。クラシックアルバムとしては異例の初回プレス5万枚で、音楽界を驚かせた。クラシックアルバムのプレスは普通1000-2000枚だ。イ・ヨンシク取締役は「初日売上枚数は3万枚に迫っており、プレスした5万枚はすぐに売り切れそうだ。追加プレスをするかどうか状況を見ている」と語った。

 アルバムは同日午後、教保文庫・アラジン・インターパーク・イエス24で売上枚数1-2位をさらった。

キム・ギョンウン記者
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