前回記事。
終物語5話の感想を今から書くわけですけど、結論から言えば5話はかなりハードな内容です。
精神的ブラクラレベル。
育が可哀想すぎる。
語られる育の闇(ネタバレあり)
何故育は、阿良々木君の両親が警察官であることを知っていたのかという謎は、冒頭であっさり解明。
虐待の被害に遭っていた幼少期の育を、阿良々木両親が一時的に自宅で保護をしていたのです。
つまり阿良々木君は忘却していたけど、幼少期に育と阿良々木君は接点を持っていたのです。
さて、育が一人住む家に羽川と阿良々木君が押しかけたわけですが、速攻追い返されるとおもいきや、以外にも受け入れる育。
しかもパジャマ姿で出迎えるファンサービス展開。
エロい。
そこから語られる育の過去が、シャレにならないレベルでハードな内容です。
親からの暴力、離婚、育児放棄。
僕がずっと疑問に思っていた、何故育は阿良々木君をあそこまで毛嫌いするのかという謎。
これもこの回で判明。
あまりにも過酷な環境で育ってきた育は、仮想敵を作ることでしか自信の精神の安定を図れなかったのです。
そして仮想敵の対象となったのが、阿良々木暦。
なるほどなるほど。
そして育は、私は一生幸せになれないと嘆く。
しかしそんな育に対して羽川が投げかけた言葉は厳しいものでした。
「幸せになろうとしないしない人は幸せになれない」
凛とした表情で言い放つ羽川。
おいおいもっと優しい言葉をかけてあげろよと、僕は育を案じてしまいましたけど、しかしここで思い出す。
そういえば羽川も親から虐待されていたのだった。
羽川も育同様、親から愛されず育ってきて今まで生きてきたんだよな。
それを鑑みると、羽川が言い放った言葉は深みが増します。
そして育は観念した様子を見せ、二人にある頼みごとをします。
「いなくなった親を探しだして欲しい」
探しだしてくれれば学校にも行くし、戦場ヶ原さんにも謝ると言います。
ここで5話終了。
新たなミッションを課せられた阿良々木君と羽川。
しかし5話を見終わった感想としてはやはり重すぎる。
虐待を経験したことがある人が5話見たら、相当くるものがあると思う。
育の境遇があまりにも悲惨だし、語り口調が鬼気迫ったもので、話を聞いていて本当に辛くなってくる。
でも、物語シリーズのこれまでを振り返ると、お母さんと会って感動のラストを迎えるようには到底思えない。
果たして育は幸せになれるのでしょうか?
引き続き6話楽しみです。
というか6話今日放送なんだけどね(笑)
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