|
医師、患者、報道(ぜんぶ仮装)
今年もハロウィンが盛り上がった。
あのムーブメントにちょっと混ざりたい。しかし、どストレートにゾンビや魔女の格好をするのは恥ずかしい。 そうだ、みんながやらないような仮装にしよう。言われなければ仮装って気づかない、でもわかると「あーなるほど!」っていいたくなるようなやつだ。 そして開かれたのが「地味な仮装限定のハロウィンパーティー」である。 > 個人サイト webやぎの目 地味ハロウィンはまだ2回目昨年に第1回を行った。昨年はハロウィンというものがよくわかってなかったので、ハロウィンの2日後にやった。
三が日のように幅があっていいイベントだと思っていたのだが、クリスマスのようにその日を過ぎたら一切なしのイベントだったことを知らなかったのだ。 そのようすは昨年も記事にして(「地味な仮装のハロウィンパーティー」)なぜかとくダネ!で紹介された。弊社社員の大島が普段着で来たのに「ラーメン屋店員」と紹介されたのが昨年のハイライトであった。 ラーメン屋さん(ほんとは普段着)
今年は場所を東京カルチャーカルチャーにした。昨年の会場(スナック貸し切り)から比べると5倍のキャパである。更衣室まで用意した。
更衣室にするためのテントレンタル費用をカルチャーカルチャーが出してくれないので、打ち合わせで「ケチ!」とかスネてたら領収書なくして自腹になった。昔話か。 右奥が更衣室のためのテント。まさかのSupported by 林雄司である
準備の時点でわからなくなる地味な仮装、考え始めると意外に難しい。なにが派手でなにが地味なのか。参加する人がわかりやすいようにイベント前から編集部でちょっとずつ写真をアップすることにした。
東急ハンズの店員
よくいるタイプの人
観光地の駐車場で誘導している人
害虫駆除の人
抵抗
サイゼリヤの壁
マズローの欲求5段階説
Amazon
手本を示すつもりが全員わからなくなっている。なにが仮装でなにが仮装ではないのか。サラリーマンのスーツは仮装ではないのか。郵便を配っている人は仮装か?
いまとなってはノイローゼ気味の会話だが、本番前日はそんなことをまじめに話し合っていた。 当日、地味な人がぞくぞくと集まる10月31日15時。ハロウィンパーティーが開場した。いっせいに人が集まるかと思ったら三々五々集まってきた。さすが地味。
今回は仮装をかっこよく撮影できるように写真館のような写真が撮れるスペースを用意しておいたので使ってもらった。 入団会見
ハイヤーの運転手
仮装がうさんくさいのに写真に妙な雰囲気があって満足だ。
教育実習生に来たOB
Zeppの帰りに迷い込んできたオタク
「迷い込んできたオタクです!」と言われたが、それが設定なのか本当にそうなのかわからなかった。(カルチャーカルチャーはZeppTokyoの2階にあります)
東北のサブカル女子大生
駅員
サブカル女子大生は実際にこのために仙台から来てくれた。サブカル感出しつつも暖かそうなのがポイントである。
駅員は持っているチリトリにおがくずが入っている。夜の駅で見かける。やっぱり仮装の決め手は小道具である。 本
戦場カメラマン
AD
ダイエットのアフターの人
カルカルにもADがいてステージに向かって「あと1分」などのカンペを出している。あんなADいたっけなと思ったら仮装だった。
80年代の人
夜勤の疲れた女医
夜勤の女医は疲れが分かるように眉毛が少し落ちているのがリアリティと話していた。こだわりポイントを聞くのが面白い。
80年代の人は「それ普段着ですか?」と聞かれて怒っていた。 人間ドッグの人がいたので並んでもらったらダメな病院になった
人間ドッグの人がビールを持っていると検尿に見えるのは新しい気づきであった。そんなに入れてこなくていいんですよ!といいたくなる。
そしてステージで撮ったこの2名。 カルチャースクール講師
展示会の説明員
カルチャーカルチャーでは記者発表イベントもやっているので、よくこんな感じの女性が語っている。何の違和感もない(が仮装です)。
右の女性は来る途中のトヨタのショールームで係の人だと思われて声をかけられたそうだ。間違えられるなんて地味ハロウィン的には最高の栄誉である。 そしてオモコロを運営しているバーグハンバーグバーグから3名。 左から「ハロウィン前日の人」「ナンのおかわりを持ってくるインド料理屋の店員」「運動会のお母さん」
ハロウィン前日の人はドンキでいろいろ買って持っているところ。やられたーという声が会場から上がっていた。やられた。
ティッシュ配り
家なき子
ティッシュ配りのハッピはこのあと会場でいろんな人が着ていた。この服が大人気になるなんてどうかしている(そのようすはハッピを持ってきたひにしさんのブログをどうぞ。)。
家なき子は背景とのイメージがぴったりだ。
|
|
▲デイリーポータルZトップへ |