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東芝中間決算 6年ぶり営業赤字に11月7日 15時07分
東芝のことし9月までの半年間の中間決算は、不正会計の問題のあと、構造改革の対象となっている、パソコンなどの不振が続いたことから、本業のもうけを示す営業損益は904億円の赤字と、6年ぶりに赤字に転落しました。
東芝が7日発表した、ことし4月から9月までの半年間のグループ全体の中間決算によりますと、売り上げは2兆9727億円と前の年の同じ時期と比べて4.5%減少したほか、本業のもうけを示す営業損益は904億円の赤字となりました。中間決算で赤字に転落するのは、6年ぶりのことです。
不正会計の問題のあと、構造改革の対象となっている、パソコンやテレビの不振が続いていることに加え、小売店で商品の在庫などを管理するシステムの事業が低迷していることなどによるものです。
一方、最終的な利益は、グループ会社の株式を売却したことなどから372億円の黒字を確保しました。
東芝の平田政善CFO=最高財務責任者は記者会見で、「パソコンやテレビ、白物家電といった不採算事業の構造改革については、年内をめどに取りまとめたいという思いに変わりはない」と述べ、低迷が続く事業の生産や販売の体制見直しを急ぐ考えを強調しました。
上場企業が土曜日に決算発表を行うのは異例となりますが、理由について東芝は、経営の監視を強化するため過半数を社外取締役にしたが、平日の日程の調整がつかなかったと説明しています。
不正会計の問題のあと、構造改革の対象となっている、パソコンやテレビの不振が続いていることに加え、小売店で商品の在庫などを管理するシステムの事業が低迷していることなどによるものです。
一方、最終的な利益は、グループ会社の株式を売却したことなどから372億円の黒字を確保しました。
東芝の平田政善CFO=最高財務責任者は記者会見で、「パソコンやテレビ、白物家電といった不採算事業の構造改革については、年内をめどに取りまとめたいという思いに変わりはない」と述べ、低迷が続く事業の生産や販売の体制見直しを急ぐ考えを強調しました。
上場企業が土曜日に決算発表を行うのは異例となりますが、理由について東芝は、経営の監視を強化するため過半数を社外取締役にしたが、平日の日程の調整がつかなかったと説明しています。