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 接骨院などで施術を受けたように装い、健康保険から支払われる療養費をだまし取った疑いが強まったとして、警視庁は6日、指定暴力団住吉会系組長や東京都杉並区内の接骨院の経営者ら十数人について詐欺容疑で逮捕状を取った。容疑が固まり次第、逮捕する。捜査関係者への取材でわかった。

 組長らはねずみ講式に協力者を集めたとみられ、その規模は1千人近くに及ぶという。警視庁は、保険制度を悪用した不正請求を繰り返し、だまし取った金が暴力団の資金源になっていたとみて調べる。

 捜査関係者によると、十数人は共謀し、2011~13年、施術回数の水増しや、一度も来院したことのない患者に施術したとするうその請求で、健康保険を管理する市区町村などから療養費数十万円をだまし取った疑いがある。