Macは商用OSとしてGUIを世界でも最初に導入したコンピュータですが、GUIは操作が簡単というメリットに対し、CUIが得意とする細かい処理が苦手という印象を強く持たれています。確かに初期はそうでしたが、現在のOS X環境では、今やそんなことはありません。ファイルに連番を振るのだって簡単です。
例えば100個あるファイルに日付順に連番をつけて整理したい場合、ちょっとわかっているWindowsならバッチファイル(.bat)を作成して行うでしょう。ですが、OS XではFinderのGUIから同じ処理を実行できるのです。
今回は「ファイル0000x」という連番にしてみましょう。左上から「フォーマット」、名前のフォーマットを「名前とカウンタ」、場所を「名前の後」、カスタムフォーマットに「ファイル」、開始番号を「1」とします。
大量のファイルを変更する際は多少時間がかかることもありますが、手作業よりは何百倍も早く終わります。
ファイル名は、既存のファイル名に付け足しや、一部の置換などが可能です。追加する連番も日付などを指摘可能で、かなり柔軟性があります。柔軟すぎて難しいと感じるかもしれませんが、例が左下に出るので、それを見ながら作業するとわかりやすいでしょう。大量の画像の整理などに活用してください。