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米国防長官 南シナ海の空母視察 中国をけん制11月6日 6時24分
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アメリカのカーター国防長官は南シナ海で活動している空母を視察し、人工島の造成などで主権の主張を強める中国をけん制しました。
アメリカのカーター国防長官は5日、訪問先のマレーシアからアメリカ軍の航空機で移動し、南シナ海で活動している空母セオドア・ルーズベルトを視察しました。
視察に同行したAFP通信によりますと、先週、南シナ海で中国が造成する人工島から12海里以内の海域を航行したイージス艦「ラッセン」の艦長が空母の艦上で取材に応じ、当時、「ラッセン」が人工島までおよそ10キロの距離まで近づいたことを明らかにしたということです。
また、「ラッセン」は人工島に近づく10日ほど前から中国の艦艇に追尾され、たびたび中国の艦艇から無線で「中国の海域にいる」と言われたことに対し「国際法にのっとって行動している」と応えたということです。
カーター長官は「中国のふるまいには多くの懸念がある」と述べたということで、アメリカ政府としては先週のイージス艦の航行に続いてカーター長官自身が現場の空母を訪れることで中国を強くけん制するねらいがあったとみられます。
視察に同行したAFP通信によりますと、先週、南シナ海で中国が造成する人工島から12海里以内の海域を航行したイージス艦「ラッセン」の艦長が空母の艦上で取材に応じ、当時、「ラッセン」が人工島までおよそ10キロの距離まで近づいたことを明らかにしたということです。
また、「ラッセン」は人工島に近づく10日ほど前から中国の艦艇に追尾され、たびたび中国の艦艇から無線で「中国の海域にいる」と言われたことに対し「国際法にのっとって行動している」と応えたということです。
カーター長官は「中国のふるまいには多くの懸念がある」と述べたということで、アメリカ政府としては先週のイージス艦の航行に続いてカーター長官自身が現場の空母を訪れることで中国を強くけん制するねらいがあったとみられます。
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