VWの排ガス不正開示、新たな刑事捜査に発展も-ドイツ検察当局
2015/11/06 04:53 JST
(ブルームバーグ):ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題で、対象となるディーゼル車の増加や問題がガソリン車にも及ぶことを同社が明らかにしたことを受け、ドイツの検察当局は新たな刑事捜査開始の是非について検討している。
ブラウンシュバイクの検察当局の報道担当、クラウス・ツィーエ氏は5日の電話取材で、当局が既にVWのディーゼル車について調べを進めているとした上で、新たに開示された情報についても精査し、新たな捜査を開始するかどうかを来週までに決定すると述べた。実際に捜査が開始される場合、対象となる車や人が異なることから、これまでとは別の新たなケースとして扱う必要が出てくると説明した。
VWは3日、新たに80万台に二酸化炭素排出をめぐり「説明されていない不整合性」が内部調査で見つかったと発表。これまで既に同社は全世界で、昨年の同社販売台数を上回る1100万台のリコール(無償の回収・修理)が必要になりそうだと明らかにしていた。VWはすでに修理対応で67億ユーロ(約8900億円)を引き当てているが、今回の問題判明により、この額に少なくとも20億ユーロが上乗せされると説明した。
VWの広報担当は5日、コメントを控えた。
原題:VW’s Emission Disclosure Under Review by German Prosecutors (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ベルリン Karin Matussek kmatussek@bloomberg.net
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更新日時: 2015/11/06 04:53 JST