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“新幹線方式採用を”マレーシアに売り込み
11月5日 17時48分

“新幹線方式採用を”マレーシアに売り込み
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マレーシアを訪れている石井国土交通大臣は、現地で鉄道政策の責任者と会談し、マレーシアとシンガポールとを結ぶ高速鉄道計画に向け、日本の新幹線方式の採用を働きかけました。
マレーシア政府は、首都クアラルンプールと隣国シンガポールとの間の300キロ余りの距離をおよそ90分で結ぶ高速鉄道の建設を計画しています。
ASEAN=東南アジア諸国連合の会議に出席するため、マレーシアを訪れている石井国土交通大臣は5日、高速鉄道の建設計画を所管する陸上公共交通委員会のサイド・ハミド議長と会談し、「高速鉄道に対する日本政府の熱意と意欲を伝えたい」と述べて、日本の新幹線方式の採用を働きかけました。会談では、日本側が新幹線の安全性や資金面での協力をアピールし、マレーシア側は熱心に耳を傾けていたということです。
日本はインドネシアの高速鉄道計画でも新幹線方式の採用を働きかけましたが、インドネシア政府はことし9月、中国の案の採用を決めました。マレーシアの高速鉄道計画には、中国をはじめ、韓国やドイツなども入札に参加すると伝えられていて激しい受注競争になることが予想されます。

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