Updated: Tokyo  2015/11/04 17:46  |  New York  2015/11/04 03:46  |  London  2015/11/04 08:46
 

FRBのビッグスリー、いずれも4日発言-12月利上げの選択肢強調か

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    (ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長のほか、議長を支える高官2人がいずれも4日に公の場で発言する。労働市場で緩やかな改善が続けば12月に利上げに踏み切る用意があるとの一致したメッセージを発する機会となる。

イエレン議長は米東部時間午前10時に下院金融委員会で証言する。公式な議題は金融規制についてだが、質疑応答では金融政策や経済などについての質問が許される。ニューヨーク連銀のダドリー総裁は午後2時半にニューヨークで記者会見を開く。またフィッシャーFRB副議長は午後7時半ごろからワシントンのナショナル・エコノミスト・クラブで講演する予定だ。

元FRB理事で、現在マクロエコノミック・アドバイザーズのシニアマネジングディレクターを務めるローレンス・マイヤー氏は「メッセージを強めるまたとない機会だ」と指摘した。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は28日に発表した声明で、予想外に前向きなメッセージを発した。強弱まちまちな国内経済データの中で明るさを強調し、前回の声明にあった世界情勢は「経済活動をやや抑制する可能性がある」との文言を削除、次回FOMC会合での利上げの可能性への関心を引き寄せた。米中期債やフェデラルファンド(FF)金利先物市場が反映する12月の利上げ期待は急激に高まった。

10月のFOMC声明は利上げ開始時期の議論をめぐり、12月15-16日に開催される「次回会合」に具体的に言及した。

このところ政策当局者の間での見解の相違が明確となっているために市場は混乱し、当局からのコミュニケーションに対する批判も広がっている。そうした中でイエレン議長、フィッシャー副議長、ダドリー総裁が4日に一致したメッセージを送れば状況の改善につながる可能性がある。

ニューヨーク大学のマーク・ガートラー教授(経済学)は「経験豊富なFRBウォッチャーであれは、FOMCには中心となる人たちがおり、他はその両側に位置するということが分かる。中心に位置するのはイエレン議長とダドリー総裁、フィッシャー副議長だ」と述べ、4日は「現在の状況を明確にする良い機会となるのは確実だ」と続けた。

原題:Fed’s Big Three Expected to Reinforce December as Liftoff Option(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Christopher Condon ccondon4@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先: Carlos Torres ctorres2@bloomberg.net

更新日時: 2015/11/04 02:12 JST

 
 
 
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