DIYで家具を作る。本気でやるとお金がかかります。用心しないと買うより高くつく。
「道具を最小限で抑える」
家具を自作しようと思うキッカケはさまざまあると思う。はじめは、道具を買わないようにしないといけない。技術うんぬんじゃなくて、道具を無駄に買ってウソみたいな金額になってることがあります。
最初はなるべく材料費を多くみておくといいです。失敗はツキモノなので、材料が無駄になるのは仕方がない。道具にお金をかけすぎると、費用があとから膨れてきます。
「自分で作ると楽しいよぉ~♪」
今回の記事は、家具のつくり方ではないです。いろいろ考えてみたけど、作り方を伝えるのがむずかしいという結論になった。私は感覚で作っていたので、それを言葉にするのは大変。
ということで・・・
興味を持ってもらえたらいいかなぁぐらいの感じで書いていきます。
カラーボックスのリメイク
DIYで作ってみようかな?と思ったら、まずはカラーボックスのリメイクから始めるといいかもしれない。本気の道具もいらないので、誰にでもできます。テレビや雑誌でも取り上げられてるし、ネット上にも情報が山ほどある。
カラーボックスはホントに便利、種類も豊富。塗装し直したり、複数つなぎ合わせて自分好みにアレンジする。それだけでもかなり楽しい。
塗装し直す
塗装し直すときの注意を書いておくと、板の表面がツルツルしてるので、紙やすりをかけてから塗ったほうがいい。
そのまま塗っても大丈夫だけど、3回以上の重ね塗りをしなきゃいけなくなる。水性塗料だと弾かれるので、なかなか塗れない。重ね塗りの塗料代、作業時間、それを考えたら最初に削っておくのがいいと思う。重ね塗りは削っても必要になるんだけどね。
キレイに塗りたいなら、紙ヤスリは400番か600番。仕上がりは気にせず早く削りたいなら、240番以下。塗る色が暗くなるにつれて、ザラザラ感が浮き彫りになる。
そこまで気になることではないので、知識として、なんとなく覚えておけばいいと思います。
つなぐ、組み合わせる
つなぎ合わせ方、組み合わせ方を考えるのも楽しい。カラーボックスは、天板、側板、中板のなかが空洞になっているので、ビスや釘でつなぐのはちょっと厳しいかもしれない。出来るけど、衝撃与えたらバラバラぁ~になることがある。釘は使わないほうがいい。
ビスを使うなら、下地材に打つと問題なし。手をグーにして叩いてみると下地のある位置がわかります。板のはじに細く入ってるので、スリムビスを使うといいです。
※ビスについても、長さと種類がたくさんあるので、貫通しないモノを選ぶこと。
広い面(側板)を貼り合わせるなら接着剤がいちばんだと思います。木工用ボンドは向かない。セメダインなど、耐久性の高いモノで。
道具はなるべく買わない
作る楽しさを覚えると、どうしても道具が欲しくなってくる。ホームセンターの工具コーナーが楽しくて仕方ない。作ることより、工具集めが楽しくなったら要注意。作るモノが決まって、それがないと出来ないなら購入する。
「これいいなぁ~」
たぶん、見た目と機能にしか目がいってないです。80%使わない。
「これがあったらあんなことも出来るなぁ~」
その先、使う確率は50%です。多少、先をみての購入なら自由に。
「これを使ってあれを作る!」
微妙ですけど、作るなら・・・。
道具は作業時間を短縮するため、楽をするためのモノです。カラーボックスをひとつ組み立てるためだけに、インパクトドライバーを買ってしまうようなことがないように気をつけてください。
道具の購入は個人の自由なんですけど、最小限の道具で作っていくと、技術と知識、経験が身につくっていうことでもあるので。「あるモノだけで工夫する」という発想力も鍛えられます。
カラーボックスをリメイクするだけでもいろいろな広がりがあります。ちょっとやってみようかな?と思った方にはオススメ。木材を買って作るよりは、はるかに安い。
カラーボックス 3段 収納ボックス 本棚[KT]カラーボックス 3段 / カラーボックス3段 VB3 /10P24... |
参考にどうぞ。
☑意外と簡単!カラーボックス使ってオシャレに見せるDIYアイディアまとめ
続けていれば自然に道具も増えてきて、作れるモノも多くなる。お店に展示してある家具の外観を見ただけで、どういう作りかわかるようになってきたりします。技をたくさん盗ませてもらいました。
今回はサラッと書きましたが、いろいろなことを考えながら記事にしていきます。「手作り・DIY」に興味を持っていただけたらと思います。
関係ないかなぁ~?とは思いつつ、過去の記事も貼っておきます。
☑職人の仕事!腕のいい職人はイライラさせる技術を持ってる。
☑「技を盗め」と「見習え」の違い。そこから生まれた持論。作文を書きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
こんな感じの記事は、気が向いたらまた書きます。
・道具のマメ知識
この記事で使っている画像に写っている道具は、西洋カンナって言います。日本の大工さんが持っている鉋(かんな)とは、使い方が違うんです。
・何が違うか?
西洋カンナは押して削ります。日本の鉋は引いて削ります。YouTubeにもたくさんの動画があるので、興味があれば検索してみてください。
ではではでは。