【KDP】電子書籍出版で稼ぐために必要な3つの要素が意外すぎた

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いつの間にやら、購読していた「Kindle ダイレクト・パブリッシング (KDP) ニュースレター」にて、非常に有益な情報が得られたので紹介します。

これから、電子書籍を出してヒットさせたい方は参考にしてください。大事なのは、レビューを凡ミスで荒らさないこと、表紙とタイトルの選定、メタキーワードの設定だそうです。

特に、誤字脱字は盲点でした。軽く見ていましたが、売上を左右する超重要要素なんです。ぜひとも知っておきたい内容です。

誤字脱字でネガティブレビュー→売れない、セールもできない

まず驚いたのが、誤字脱字があると、ネガティブレビューがついて売れ行きが悪くなり、セールすらできなくなってしまうということ。

本に誤字脱字がたくさんあると、否定的なカスタマーレビューが多くつけられ売れ行きに影響し、場合によっては販売停止にもなります。

また、Amazonが数多くのKindle本の中から選定し、プロモーションを行う「日替わりセール」や「月替わりセール」などありますが、誤字脱字など品質の問題が確認されるとセールに選定されず、販売拡大のチャンスを逃してしまうことになります。

これは、怖いですね。気にしたことはありありませでしたが、確かにレビュー欄で「誤字ありました」みたいなを見た気がします。モンスタレビュアー社会ですから、こうした細かいことにも気を配りたいですね。

で、よくある誤字脱字が以下。

バックとバッグ…「うしろ」はバック(back)、「かばん」がバッグ(bag)
ベットとベッド…「賭ける」のはベット(bet)、「寝る」のがベッド(bed)
シュミレーション…正しくはシミュレーション(Simulation)

なので、こうした誤字脱字で損しないように以下のチェッカーで品質管理を忘れずに。

Enno - 日本語のタイポ/変換ミス/誤字脱字エラーをチェックEnno – 日本語のタイポ/変換ミス/誤字脱字エラーをチェック

セールに選定されないのは大きな痛手

ちなみに、誤字脱字があると、セールに選定されないとありますが、セールによる効果はこんな感じだそうな。

無料にしますと、多くの場合、ランキングに掲載されます。

私の経験では、1 回の無料キャンペーンで 5 日間めいっぱい無料キャンペーンをしますと、最低でも約 400、最大では約 1,400 ダウンロードされました。『電子書籍作家への道』は、910 ダウンロードされ、順位は最高 6 位になりました

作家の皆様にとって、自分が苦労して書き上げた書籍を無料にするなんて信じられないとお思いかもしれません。しかし、無料キャンペーンでできるだけ多くの方にダウンロードしていただくのには大きな秘密があります。

セールで特に大事なのは以下の事柄。

無料キャンペーンが終わりますと、0 円で購入された電子書籍の価格が通常の価格に戻ります。そのときに、『この商品を買った人はこんな商品も買っています』のところに掲載されるのです

あなたの電子書籍の販売ページをよくご覧ください。

『この商品を買った人は、こんな商品を買っています』のところに他の方の電子書籍が掲載されているでしょう。ここに、あなたの電子書籍が掲載されるようにするのです。

一冊も売れていない本を買うのは気が引けるものです。お客様が買っている電子書籍、つまり売れている電子書籍だと聞きますと、購入される可能性は増します。

どうすればよいでしょうか?答えは簡単です。無料キャンペーンでできるだけ多くの方にダウンロードされるように、表紙やタイトル、書籍紹介文などを工夫することです。

参照:Kindle ダイレクト・パブリッシング (KDP) ニュースレター <2014 年 12 月発行>

このように、セールによって露出が増え、売り上げアップにつながるんですね。なので、誤字脱字による凡ミスは何としても防ぎたいところ。

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タイトルと書籍の表紙も売り上げに影響する

さらに、ニュースレターでは売れる電子書籍の傾向についても書いてありました。寄稿者は『Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話』の著者であるきんどうさん。

これも参考になります。

わたしは毎週1回、KDPの新刊を紹介しているのですが実際に売れる本の傾向として「ひと目見て何の本かわかりやすい」というのがあります。

わかりやすさとは、タイトルや表紙でそれが何の本でどれくらいの品質があるかを買い手が類推できるということです。タイトルと表紙の段階で読者に「微妙」と思われると本の詳細まで飛んでくれないので、見込み読者を大きく減らすことになります。

さらに、タイトルと表紙に加えて、クリックした先の商品説明ページも重要みたいです。これは、Webコンテンツ作りと似ているとも語られていました。

なので、売れる電子書籍を作るためにも以下の記事を参考しにて、タイトル、表紙画像、ページの詳細情報を考えましょう。

参照:個人として発信力を高めたいあなたが読むべき記事8選
参照:電子書籍は200ページ300円よりも5ページ100円の方が売れる

参照:タイムライン上でクリックしたくなる記事タイトルの実例30コ
参照:クリックされやすいアイキャッチ画像の特徴まとめ

どのコンテンツにも共通することですが、売れるには中身の充実が必要です。それに加えて、ユーザーが電子書籍ストアで目にする時の「外見」も整えなければいけません。

こうした要素を満たしてこそ、ヒットする電子書籍を世に出せるんですね。

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カテゴリー、メタデータ設定で露出を増やそう

中身を充実させたら、流通の部分にも着手しましょう。Amazonストア内で露出の場を増やしていくんです。

その際に(前述したこと以外で)重要なのが、キーワード設定。Amazonで書籍を見つけらもらうには、ユーザーが検索に使いそうな言葉を散りばめた説明とキーワードを用意する必要がある、とのこと。

また、販売履歴やランキングなどの要素に加え、関連キーワードも、Amazonの検索上位に表示するための重要な要素となります。

SEOみたいなものですね。Amazonのストア内でも、こうした対策が必要なんです。

60文字以上の長いタイトルは読み飛ばされる

そこで、重要とされているのが以下のこと。

できる限り論理的な順序でキーワードを組み合わせましょう。利用者は、”military science fiction” で検索することはありますが、”fiction science military” で検索することはありません。

最大 7 つのキーワードまたは短いフレーズを使用しましょう。


実験しましょう。出版する前に、書籍のタイトルとキーワードを Amazon で検索してみましょう。関係ない結果、または求めていない結果が表示された場合は、キーワードを変更します。そのままでは、お客様の書籍はよく似た検索結果の中に埋もれてしまいます。


利用者は、長いタイトル (60文字以上) は読み飛ばす可能性が高いです。

書籍の内容に関する説明は簡潔にしてください。

キーワードを活用すれば、タイトルや説明には入れにくい有効な関連情報 (設定、登場人物、プロット、テーマなど) を示すことができます。

キーワードと説明は何度でも変更できます。

参照:メタデータを利用してお客様の書籍をもっと見つけやすくしましょう

本の中身の充実(製造)に加えて、流通の部分でこうした工夫を施せば、電子書籍でもヒットを狙えます。

電子書籍は意外なほどにロングテールで売れる

ここまで、電子書籍で売れるために必要なことを書いてきましたが、実際、電子書籍ってどれくらい売れるの?についても書いておきます。

僕も複数のブロガーさんと共著で電子書籍を書きました。

先日、その売り上げをチェックしたのですが、意外に売れていて驚きました。万レベルではありませんが、Kindleの可能性を感じるくらいは売れていました

なので、無名だからといってあきらめず、興味があるならKDPで電子書籍を世に出してみてください。個人が電子書籍をヒットさせた事例は少ないですが、佐々木俊尚さんの著書『電子書籍の衝撃』で語られた世界には近づいていますので。

参照:アンビエント化した環境でコンテンツ販売は無理ゲーだ。じゃあどうやって食っていく?を考えてみた

過去記事をまとめた電子書籍を出すかもよ

こうした情報を調べていたら、ブログ過去記事をまとめた電子書籍を出したくなってきました。(たぶん「仕事・働き方」、「ブログで稼ぐ」カテゴリーあたりを)

その際は、もちろんレビューの健全化、タイトルと表紙の工夫、Amazonストア内の露出を増やす施作を大事にしていきます。

あと、ブロガー共著で出した2冊目の本も「ストア内の露出」の部分はできることがあると思うので、その辺も取り組めたら、と思います。

ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan)

次回予告
「過去記事を電子書籍にするプロジェクを始動しました」

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