はじめに
こんばんは、菊池です。
最近、色々な方のブログを拝見すると、来年の手帳の話題が多いですね。お気に入りの手帳が決まりましたら、ペンにも少し、こだわってみるのはいかがでしょうか。
ということで今日は、数年間実家に放置したままだったLAMYのsafariという万年筆をメンテナンスして、復活させたいと思います。
万年筆の思い出
誰もが一度は憧れる万年筆。私にその時が訪れたのは大学時代でした。おしゃれを気取って購入し、授業の板書で使っていました。なんとも意識が高い。ですが、やはり普通のペンの方が使いやすく、すぐに机の肥やしになってしまいました。
先日、実家に帰ったときにそのことを思い出し、机の奥から引っ張り出して持って帰ってきました。当時20歳そこそこ。あれから程よく歳を重ねてきた今なら、こいつとうまく付き合っていけそうな気がします。
改めて手に取ってみて、なんでこの色の万年筆を買ったのだろうと自分を深く問い詰めたいです。焦げ茶色って。しぶすぎやしませんか。
はてなブログでLAMY safariの記事を発見しました。同志よ。
LAMY safariとは
LAMYはドイツの筆記具メーカーです。そのなかでも安価で、カラーバリエーションが多く、おしゃれなデザインのsafariというシリーズが人気です。万年筆初心者にもってこいのエントリーモデル的、位置付けです。
画像引用元 : http://item.rakuten.co.jp/atn/safari-rb/
ペン先。iphone5の接写力が問われます。「F」の表記はペンの太さで、一般的な細字タイプを指します。
裏側。意外と汚れていないのですぐ使えそうですね。
復活法
たいしたことではないのですが、ペン先を一日、水につけておきます。ぽちゃん。ではまた明日。
一日経過しました。若干、水がインクで青くなりました。分かりますでしょうか。
もっとインクが中で固まっていて、大惨事かと思っていましたが、大したことありませんでした。拍子抜け。状態の悪いものは、ぬるま湯を何度も換えながら、数日つけておくそうです。
さて、ペン先を取り出して、しっかり水を拭いたらインクを取り付けます。東急ハンズでLAMYの専用インクを買ってきました。今回も青色のインクにしました。5本入り500円。
カチッと押し込んで、装填完了。
う〜ん滑らか、快適です。この書き味は万年筆でないと得られない感覚。まだ色が薄いですが、使っているうちに、水分が抜けて大丈夫だそうです。
一日使用したらインクの濃さが出てきました。
万年筆、完全復活。 pic.twitter.com/GadR8XLmCP
— 粛々と生きる菊池 (@kikuchi222) October 28, 2015
おまけ
最近は、フリクションボールペンにもハマっています。こすると摩擦熱で消せるボールペンです。なんか、愛おしいんですよね。フリクション特有の若干のインクの薄さ、そしてインクの減りの早さが尋常じゃない。でも、そういうところが憎めないのです。
人間も少しくらい隙があるほうが魅力的じゃないですか。来年は新しいペンで日々を綴ってみるのはいかがでしょう。ではまた。