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ドッチツカズ

優柔不断な無職がかわいい猫について書いてます。


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サラリーマンだった頃を振り返る 21

思い出し

昨日は部屋を紹介したので今日は事務所を紹介したいと思う。ガラケー画質はご了承ください。

 

これが事務所だ!

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とりあえず机と椅子だけ入れてもらった図。

電話もPCもなかったので、電話線とネット回線を引くところからはじめた。駐在は僕と上司の2人。それから現地で韓国人を3人雇うことにしたので机は5つ。いま思い出しても絶対こんなことやりたくないから、当時の僕はよくやったなと思う。

 

さて、なんだかんだ現地の方や代理店の力を借りて事務所のセットアップや雇用も終わり、2010年1月4日からついに韓国での仕事が始まった。その日のソウルは記録的な大雪で地下鉄が動かず、初日から全員遅刻した。

 

思い出話ついでに事務所の開業式についても書いておこう。

 

韓国のトラディショナルな儀式があると言われて開業式を行った。いまだによくわからないのだけれど、事務所の中に仏壇のようなものがセットされ、あと豚の生首が設置された。そしてその豚に全員がお辞儀をし、最後に豚の鼻や耳にお札を突っ込むのだ。なにそれ。

 

こういう感じ。

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当時の僕が線香のようなものを立て、豚に土下座するところ。

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あと魚の干物を縛って吊るすみたいなこともした。これが一体なんなのかは最後までよくわからなかったのだけれど、これが会社を始めるときにやる儀式ということで郷に入っては郷に従えということもあるしやったわけだ。韓国人に騙されていた可能性も否定できないが。

 

さて、韓国での当面のミッションはプリンヨーグルトを無事に発売させ、そしてヒットさせることだ。そのためにはまず生産工場の立ち上げ、マーケティング施策の提案と実行、営業会社との情報交換といった業務が発生する。この中でのマーケティングの比重を大きくとって動く予定だった。生産は工場に、営業は協力会社にお願いしていたので僕たちは日本でおこなったプロモーションなどを韓国でできるようにする、例えばテレビでCMをかけるなどをテレビ局と交渉するなどしていた。

 

しかし、当初から懸念はしていた工場の立ち上げが遅れだしていた。既に発売日は決まっている。なんとか生産をスタートさせなければならない。しかし新たに導入した機械の調子が悪いから見に来てくれという。仕方なくソウルから1時間半ほどかかる工場まで行き状況を確認する。夕方になって工場に到着するが、中は静まり返っていた。教えたはずのこと、やってくれと言っていたことをまったくやっていないのである。なぜやらないんだと問うと機械が動かないからだと言う。じゃあ修理しろよと言うと、修理屋を待っているんだと。わかった、じゃあ僕も待つから修理が終わったら生産をはじめよう。そう言って僕はノートパソコンで仕事をしながら修理屋を待つことにした。

 

しかし修理屋は夜中になっても朝になってもこなかった。