まずは、サイバーディフェンスを担うエンジニアを育成するための予算を獲得する。そこで育成されたエンジニアが2020年に開催される東京五輪の開催期間中の1カ月間でもいいから、ボランティアで働くという仕組み
なるほどなるほど。
じゃあその「サイバーディフェンスを担うボランティアエンジニアを育成するための予算」は具体的にいくらぐらいになるのかな?計算してみましょう!
まず、純粋な学費を考えます。ここは情報系専門学校の学費が参考になるかな?
例えば日本工学院のITスペシャリスト科(4年制)。4年間の学費+教材費は
4,689,200円(納入金)+83,000円(教材費)*4 = 5,021,200円
ざっと500万円ですね。
次に生活費。就学期間中の4年間は学業に専念して頂くために生活費の保障も必要です。寮など用意せず純粋に単身者が生きていくだけの費用として、額面で月20万円くらいがギリギリのラインでしょうか?
20万円*12か月*4年間 = 960万円
生活費と学費を合計すると
500万円+960万円 = 1460万円
これがひとり当たりの育成にかかる金額です。
これを最終的に4万人のエンジニアを育成するべく投入するのですが、最初に教育を開始したド素人全員が無事サイバーセキュリティの大先生になるとも限らないでしょう。この業界は厳しいのです。控え目に見て脱落率は20%、使い物になるのは全体の80%くらいかと思います。
なので1460万円は脱落率を考慮し、5万人くらいに対して投入されるものとします。
1460万円*5万人 = 7300億円
これが、1ヶ月間4万人のセキュリティエンジニアにボランティアをして頂くのに必要な金額です。
うーん……なんか最初ッから世界中の優秀なセキュリティエンジニア4万人に1460万円払って半年くらい来ていただく方がはるかに種々のコストが安くつくような気がしてきましたね。
まぁそもそも、オリンピックまで使える時間があと4年もないんですが……
こちらからは以上です☆