2015年10月16日10時25分
JR西日本は15日、グループ会社「ジェイアール西日本福岡メンテック」(福岡市博多区)の男性パート社員(64)が、新幹線の清掃業務中に車内で拾った財布などを着服していたと発表した。同日付で懲戒解雇にしたという。
JR西日本によると、男性は車で帰宅中だった9月28日未明、福岡県警の職務質問を受け、その際にトランクから財布6個とバッグが見つかった。
県警から連絡を受けた会社が男性から事情を聴くと、いずれも2008~12年に新幹線の清掃作業中に拾ったもので、財布に入っていた現金計約1万3千円を着服したことも認めたという。バッグについては11年に警察に遺失物届が出ていたが、財布6個の持ち主は不明。JR西日本は「深くおわび申し上げるとともに、再発防止に努めます」とのコメントを出した。県警への被害相談を検討しているという。
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朝日新聞社会部
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