日本のエースが新天地へ新城幸也がランプレ・メリダへ移籍 UCIワールドチームでさらなる活躍目指す
新城幸也(チーム ヨーロッパカー)が来季、ランプレ・メリダ(イタリア)へ移籍する。新城本人とチームが10月15日、プレスリリース等で発表した。
伝統のチームで初の日本人選手
ランプレ・メリダはイタリア唯一のUCIワールドチーム。新城は伝統あるチームで初の日本人選手となる。
新城は16日午後、ジャパンカップサイクルロードレースが開かれる宇都宮市で、ランプレ・メリダのスポーツディレクター、ブルーノ・ヴィチーノ氏、チームにバイクを供給するメリダの輸入代理店、ミヤタサイクルの高谷信一郎社長らと共に記者会見に臨み、新チームに参加する抱負を語る。
「大きなステップアップ」 新城幸也コメント
新城幸也の話 「私は伝統あるチームの一員として、素晴らしいライダーたちとチームメートになります。それは私にとって大きな喜びです。アジアや日本のライダーにも大きなチャンスと可能性があることを証明します。この歴史あるチームで多くのことを学び、それを伝えていきます。これまで私を支えてくださったチームやスポンサーに感謝します。これは自分にとって大きなステップアップです。そして未来は希望に満ちています! ランプレ・メリダと共に」
「アジアのサイクリングのレベルを引き上げる」 コーポランドGMコメント
ランプレ・メリダGM ブレント・コーポランド氏の話 「ランプレ・メリダはアジアのサイクリングのアイコン(象徴)として新城選手と契約しました。日本では、サイクリングはとても人気が高く、彼は日本のサイクリングの歴史上、最も重要なアスリートの一人です。新城はアジアのサイクリングのレベルを引き上げます。重要な結果や豊富な経験も得ています。それが、彼がヨーロッパで高く評価され、日本で愛されている理由です。また、メリダのおかげで私たちはユキヤが2016年シーズンにチームで走る契約の締結に成功しました。彼の経験とスキルによって、米リッチモンドで開かれた世界選手権では17位という成績も得ています。彼はブルー・フクシャ・グリーングループにとって秀逸な新加入選手になると確信しています。チームは常に日本のファンに温かいサポートを受けており、日本のレースに参加して9度の勝利を得るなど良い伝統もあります。私たちは2016年シーズンに初めて日本人サイクリストを迎えることができ幸せです」
ツール・ド・フランス5回完走
新城は沖縄県石垣市出身。中学、高校時代はハンドボールの選手で、トライアスロンにも出場した経験を持つ。
高校卒業後にサイクルロードレースへ転向。フランスへの自転車留学、ブリヂストンアンカーの育成チーム、NIPPO・梅丹本舗・エキップアサダなどを経て、2009年シーズンにUCIプロチームのBbox ブイグテレコムに移籍。欧州のトップレースに参戦した。その後、スポンサー交代により2011年シーズンから4年間、チーム ヨーロッパカーのユニフォームをまとって走った。
その間、ツール・ド・フランスに2009、10、12~14年の5回出場し完走。12年には第5ステージで敢闘賞を獲得し、表彰台に立った。また2010年にジロ・デ・イタリア、今シーズンはブエルタ・ア・エスパーニャに出場し、日本人で初めて世界3大ステージレースを完走した選手となった。
世界選手権ロードレースでは2010年に9位に入り、今年は17位で完走した。全日本選手権ロードレースは2007年と2013年に優勝を果たしている。