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物理的に不可能かと思われたがアイマスクで実現された
タコ焼きの中のタコが小さいと悲しい気持ちになる。タコは大きければ大きいほどいいのだ。
タコがどんどん大きくなって、もし、もしもタコ焼きの中のタコがタコ焼きを超えて大きかったとしたらどうなるだろう。タコと生地の割合が逆転した状態だ。 そんなことができるのか、と思われるだろうが、まあアイディア次第である。できるのだ。 > 個人サイト 下北沢ふしぎ指圧 →詳細プロフィールページへ お祭りのタコ焼きのタコがでかい大人気で行列ができていた
お祭りでタコ焼きを食べて驚いた。最近の屋台のタコ焼きはハイレベルだ。すなわちタコがでかい。
粗い画像ですまん。でもでかくないですかこれ
タコがでかすぎて、タコ焼きからちょっとはみ出している。かなり「得した」気分になった。
タコがでかいと秋祭りも最高
タコがでかいだけでこんなに気持ちいいんだな。ならもっとでかくしたいと思うのが人として当然の気持ちである。
タコ焼きのタコを極限まででかくするアイマスクはとても便利
タコ焼きの中のタコを極限まででかくするのに必要なのはアイマスクである。アイマスクをつけてタコのぶつ切りとタコ焼きをいっしょに口の中に入れるのだ。
タコ焼きの生地とタコって、結局口の中で分離するだろう。ぼくはここに目を付けた。
ふつうのタコ焼きと一緒に大きなタコのぶつ切りを口の中に入れたら、それは巨大なタコが入っているタコ焼きを食べているのと同じだ。 この時にアイマスクをつけさせてもらう。視覚にまどわされないためだ。ちゃんと見たら別々のもん食ってるとバレだろう。 この発明で、タコの大きさはタコ焼き本体から完全に自由になった。今日はタコの独立記念日だ。 人気マンガ家に食べてもらうことにデイリーポータルの会議でライター仲間と一緒に食べようと思っていたのだが、この時たまたま会議にゲストが来ていた。マンガ家のカラスヤサトシさんと秋田書店の編集者の方々だ。
(ちなみにぼくはカラスヤさんのマンガが好きでこの時にサインをもらった。) カラスヤサトシさんと秋田書店の方々にアイマスクをつけさせる
「せっかくなのでゲストに食べてもらったがいいですね!」と編集部の古賀さんが元気にいった。売れっ子かつ取引先であるカラスヤさんにアイマスクかけさせていいのかな……。
でもそういう冷静なこと考えるのはよくない。企画も説明しないほうがきっといい。やってもらいましょう。 アイマスクしてても不安な表情ビンビン伝わる
タコ焼きと同じ大きさのタコを同時に食べるまず最初に用意したのは「タコ焼き」と「タコ焼と同じ大きさのタコ」だ。
これがタコ焼きの中に入っていると想定すると、すごくないですか
編集部古賀さんによる「あーん」で食べさせてもらう
これを同時に食べることにより、口の中で「タコ焼きと同じ大きさのタコが入っているタコ焼」という物理的に不可能な存在ができあがる。
でかい……! しかし
うまい!!!うまいぞこれ
でかいタコが入っているタコ焼き、うまいんだろうと思っていたが想像以上にうまかった。
タコのうまさに素直に感動できる。一見変態プレイにしか見えない行為だが、純然たる味の追求であることを再確認できた。
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