隠し要素を、10年以上経った後に気づかされる
[ワイヤー? バルーン? 何ですかそれは?]
[ロックマン4・新たなる野望 カプコン ファミコン]
1991年発売 ジャンル アクション 参考価格800円
レトロゲームの中でも、
今でも、文句なしでお勧めできるのが、
ロックマンシリーズですね。
どんな作品でも、ロックマンシリーズならば、
ハズレはないと思います。
お勧めはロックマン2ですが、
どのロックマンでも、その作品の個性がありますので。
ロックマンを見かけたら、是非とも購入してください。
そんな今回の、隠しアイテムの存在に 10年以上経ってから気付く
ロックマン4・新たなる野望の感想です(*’▽’)
ロックマン4とはどんなゲーム?
このロックマン4ですが、
1991年にカプコンから発売された、
ファミコン用のアクションゲームでした。
前作のロックマン3では、
スライディングの要素が追加されて、
ゲームのアクション性を、大幅にパワーアップしましたが。
今作のロックマン4では、「チャージショット」という、
「これぞロックマンですよね」というシステムが搭載された、記念すべき作品でした。
そんなゲームの目的は、
天才科学者「ドクターコサック」の作り出したロボットたちが、突如として暴れ始めた、
そんなロボットを成敗するために、ロックマンが立ち向かって行く…。
こんなあらすじでしたね。
ゲームのシステムは、
オーソドックスなアクションゲームで、
任天堂の「スーパーマリオ」
コナミの「悪魔城ドラキュラ」
カプコンの ロックマン
こんな、ファミコンを代表するアクションゲームでした。
ゲームの流れとしては、
好きなステージから始められる、自由度の高さ、
落ちたら死ぬ、刺さったら死ぬ、タイミングが合わなくて死ぬ、
こんな、ハラハラドキドキの楽しさ、
相手の弱点をノートにメモって、残りの攻略に役立てるコツコツ感、
こんな、全ての要素が高い作品でしたね。
ゲームの続編が発売されるたびに、
ロックマンの新しいシステムが増えていくなど、
「今度のロックマンは、どんなシステムなのかな!!」こんなワクワク感も最高でした。
今作で増えたシステムとしましては、
溜める事で、通常よりも強力なショットを打つ事が出来る
「チャージショット」、
ステージの各所で、ロックマンを助ける為のアイテムをくれる
「エディー」というキャラクター、の2種類が増えていました。
特に嬉しかったのが、チャージショットでしたね。
今までは、ボスの弱点を探すまでは、苦戦の連続だったロックマンが、
弱点の武器が無くても、互角にわたり会えるようになったのは、素晴らしかったです。
今でこそ、チャージショットは当たり前ですが、
この当時としては、革命的な攻撃方法でしたね。
「どのボスから倒そうかな?」こんな、シンプルなゲームデザインでありながら、
何度遊んでも、まったく飽きないのですから、
ロックマンはやっぱり偉大な作品だったな、そんな感想でしたね(^◇^)
ロックマン4の感想
[隠し要素を10年以上経ってから知らされる]
このゲームですが、昔から思っていたことがありました。
「なんでここに、空欄が空いているのだろう?」と。
全てのボスを倒して、
「ここから、ドクターコサックを倒しに行くぞ!!」なんて思っている矢先に、
武器の画面で、空欄を発見します。
「あれ、もしかしたら?まだボスが残っているのかな?」なんて感じでした。
そして、ドクターコサックを倒しまして、残ったボスを倒しても、
結局、その空欄が埋まることはありませんでした…。
それから10年以上たちまして、
知り合いとレトロゲームの話をした時に、この事を喋ってみたんですね。
「ロックマン4で空欄ってありましたよね?」なんて。
すると、
「あれって、ステージにアイテムが隠されているんだよね」
「昔は、あのアイテムを探すのに必死だった…」なんて感じで、
初めて、隠しアイテムの存在を知りましたね。
今までは、ボスを倒せば、特殊武器と特殊アイテムも一緒にゲット出来たのに。
今作では、おまけ要素として、アイテムが隠されていたそうです。
一見すると、何もないような穴に、思い切ってジャンプすると、
「ワイヤー」というアイテムが隠されて居たり。
正解のルートよりも、さらに先に進むと、
「バルーン」というアイテムがあったり。
「無くてもクリア出来るけど、有った方がクリアに役立つ」こんなアイテムでした。
ゲームの開発者としては、
「空欄が残っているという事は?」
「まだ他にも、あるんじゃないの?」みたいな、ヒントがあったのでしょうが。
まさか、隠し要素があるとは思いませんでしたね。
そんな、10年以上経ってから、隠し要素に気付いた作品でしたね( ゚Д゚)
[同じステージに挑むことが出来るのは 最高に嬉しい]
ロックマンでは、
E缶と呼ばれる、ライフを全快するアイテムが、
攻略のキーポイントになっていました。
E缶はステージに置いてあるのですが、
「このステージのE缶は、あのボスの武器が無いと取れない、」といった、
パズルの様な大変さがありましたので。
「どのような順番で、ステージを攻略していくのか?」と言うのが、重要な作品でした。
と言いますのも、ボスを倒してしまうと、
二度と、そのステージに挑むことは出来なくなってしまいますので。
攻略の順番が、重要だった訳ですね。
しかし、今作のロックマン4では、
同じステージに、何度でも挑めるようになっていましたね。
このシステムのおかげで、
「序盤では取れなかったE缶を、無事に取れるようになっていた」という訳です。
おそらくこのシステムは、E缶の為にあったのでしょうが、
いま考えてみれば、隠しアイテムの取りこぼしを防ぐ為にも、
用意されていたとも思いますね。
そんな、今になって気づけた、奥深いシステムなのでした(*´Д`)
[ボリューム感で言いますと かなりお腹いっぱい]
このゲームですが、
前半は、ロボットたちを倒すのがメインの目的です。
このロボットには、このロボットの武器が有効、
そのロボットを倒すためには、あのロボットの武器が必要、
あのロボットを倒すためには、どのロボットかな?
なんて感じは、
同じメーカーの「モンスターハンター」にも受け継がれているのですが。
この弱点探しが、ロックマンシリーズの売りでしょうね。
これが前半のロックマンです。
後半は、そんなロボットたちの武器を、全て持った状態で、
ドクターコサックが待ち受ける、最後のステージへと進んで行くんです。
なんて、ここで終わらないのが、ロックマン4の凄いところです。
初めてプレイした時は、
「やっとボスを倒した、これでエンディングだ…」と思ったら。
まさかの、前作のラスボスである、「ドクターワイリー」が現れまして、
「本当の黒幕は私だ!!」とばかりに、最後の決戦へと向かっていくんですよね。
今までのロックマンでは、前半と後半で、2時間位でクリア出来ましたが。
今作では、前半と、後半と、真の後半という、とんでもないボリューム感でして、
クリアするのに、3時間は掛かりましたね。
前半までは、パスワードで何とかなりますが、
後半と真の後半は、ひとくくりにされていましたので、
肉体も、精神も、完璧な状態で挑まなければいけなかった、結構ハードな作品でした。
そのぶん、難易度的には、
前作までの、暴れたくなるほどの難易度では、無くなったのですが、
それでも、ガッツリ3時間もアクションゲームを遊ぶのは、大変でしたね。
ハラハラドキドキを3時間ですからね、
幸せである反面、辛さもあった作品でしたね。
一旦ホッとさせておいてからの、ドーンと突き放す感じが、大好きでした( ;∀;)
ロックマン4のまとめ
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この作品が発売されたのが、1991年ですので、
スーパーファミコンが発売して、ノリノリの時期だったと思います。
こんな時期でしたので、
ロックマン4という作品は、時代に埋もれてしまった作品だとは、思うのですが、
「ファミコンでも、こんな素晴らしいゲームがあるのだぞ」というには、
充分な面白さでしたね。
今では、「PSNアーカイブ」や「バーチャルコンソール」でお手軽に楽しめますので、
興味があった方は、ダウンロードしてみてはいかがでしょうかね(/ω\)
そんな今回の、隠しアイテムに10年以上経ってから気付く
ロックマン4・新たなる野望の感想でした(*^▽^*)