ニュース詳細
ロシア 新宇宙基地の建設遅れる10月15日 6時09分
ロシアのプーチン大統領は極東地域に建設中の新しい宇宙基地での作業が遅れているとして、最初のロケットの打ち上げを目標としていた年内から来年春に延期するよう指示を出し、国の威信をかける事業の成功に向け万全を期すねらいがあるものとみられます。
ロシアは、ソビエト時代から使用してきた隣国カザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地に代わる、新しい宇宙開発の拠点として、4年前から極東のアムール州でボストーチヌイ宇宙基地の建設を進めています。
プーチン大統領は14日、宇宙基地の建設現場を訪れ、宇宙開発担当のロゴジン副首相の説明を受けながらロケット発射台などの建設状況を視察しました。
このあと、ロシア宇宙庁の幹部や関係閣僚を集めた会議で、「作業が計画よりも、およそ4か月遅れている。その原因を報告してほしい」と述べ、作業の遅れに不満を示しました。
その一方で、「急いで仕上げるべき性質の事業ではない」として、「来年春を目標に作業を進めてほしい」と述べ、最初のロケットの打ち上げを目標としていた年内から来年春に延期するよう指示を出しました。
プーチン大統領がロケット打ち上げの時期を遅らせる決断をした背景には、国の威信をかける事業の成功に向け万全を期すねらいがあるものとみられます。
プーチン大統領は14日、宇宙基地の建設現場を訪れ、宇宙開発担当のロゴジン副首相の説明を受けながらロケット発射台などの建設状況を視察しました。
このあと、ロシア宇宙庁の幹部や関係閣僚を集めた会議で、「作業が計画よりも、およそ4か月遅れている。その原因を報告してほしい」と述べ、作業の遅れに不満を示しました。
その一方で、「急いで仕上げるべき性質の事業ではない」として、「来年春を目標に作業を進めてほしい」と述べ、最初のロケットの打ち上げを目標としていた年内から来年春に延期するよう指示を出しました。
プーチン大統領がロケット打ち上げの時期を遅らせる決断をした背景には、国の威信をかける事業の成功に向け万全を期すねらいがあるものとみられます。