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交流サイト利用で被害の児童 過去最多に
10月15日 11時24分

SNS=ソーシャル・ネットワーキング・サービスなどのいわゆる交流サイトを利用したことがきっかけで性犯罪などの被害に遭った子どもは、ことしの上半期で800人近くとこれまでで最も多くなったことが分かりました。
警察庁のまとめによりますと、SNSや無料で通話やメールができるスマートフォン向けのアプリのIDを交換する掲示板などのいわゆる交流サイトを利用したことがきっかけで、性犯罪などの被害に遭った18歳未満の子どもは、ことし6月までの半年間に796人と去年の同じ時期より98人増えて、統計を取り始めた平成20年以降最も多くなりました。
警察庁が交流サイトを4種類に分けて、それぞれ利用者の多い上位3つのサイトについて分析したところ、IDを交換する掲示板の利用者が大幅に減った一方で、見知らぬ人とインターネット上のチャットでやり取りする「チャット型」の利用者が247人と去年の3倍以上に急増しました。また、LINEやツイッターなど複数の友人と交流する「複数交流型」も去年より60%増えて160人に上りました。
警察庁は運営会社に対して、年齢確認の徹底やサイト内の書き込みの監視など子どもが犯罪に巻き込まれないように対策を強化するよう呼びかけています。

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