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贈賄側会社から複数回飲食の接待か10月14日 12時00分
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マイナンバー制度の導入に向けた厚生労働省のシステム設計などの業務を巡る汚職事件で、収賄の疑いで逮捕された室長補佐が、贈賄側の会社から複数回の飲食の接待を受けていたことが警視庁への取材で分かりました。
警視庁は、ほかにも現金のやり取りがなかったかなど、癒着の実態解明を進めることにしています。
警視庁は、ほかにも現金のやり取りがなかったかなど、癒着の実態解明を進めることにしています。
この事件は、厚生労働省情報政策担当参事官室の室長補佐中安一幸容疑者(45)が、平成23年、マイナンバー制度の導入に向けた医療分野のシステム設計などの業務を巡り、都内の情報関連会社に便宜を図った見返りに、時効がすでに成立している会社の当時の社長から、現金100万円を受け取ったとして収賄の疑いで逮捕されたもので、14日、検察庁に送られました。
警視庁は、午前中から東京・霞が関の厚生労働省を捜索し、捜査を進めています。
警視庁によりますと、中安室長補佐は、100万円をカードの支払いなどに充てていたとみられるということですが、その後の調べで、現金のほかにも複数回にわたって飲食の接待を受けていたことが、警視庁への取材で分かりました。
警視庁によりますと、調べに対し、中安室長補佐は容疑を認め、みずから賄賂を要求したという趣旨の供述をしているということです。
警視庁は、捜索で押収した資料などを分析し、業務発注のいきさつや、ほかにも現金のやり取りがなかったかなど、癒着の実態を詳しく調べることにしています。
警視庁は、午前中から東京・霞が関の厚生労働省を捜索し、捜査を進めています。
警視庁によりますと、中安室長補佐は、100万円をカードの支払いなどに充てていたとみられるということですが、その後の調べで、現金のほかにも複数回にわたって飲食の接待を受けていたことが、警視庁への取材で分かりました。
警視庁によりますと、調べに対し、中安室長補佐は容疑を認め、みずから賄賂を要求したという趣旨の供述をしているということです。
警視庁は、捜索で押収した資料などを分析し、業務発注のいきさつや、ほかにも現金のやり取りがなかったかなど、癒着の実態を詳しく調べることにしています。