ドイツ銀、最も高リスクの社債価格が過去最低-利払い停止などの懸念
2015/10/09 03:16 JST
(ブルームバーグ):ドイツ銀行の社債の中で最もリスクが高い「その他Tier1債」(AT1債)の価格が8日、過去最低となった。同行が7-9月の巨額赤字見込みを明らかにするとともに期末配当を停止する可能性を示唆したことを受け、利払い停止や資本水準低下への懸念が表面化した。
同社債の価格は一時3ポイント下落した。ドイツ銀は62億ユーロ(約8360億円)の赤字を計上する見込みだと明らかにした。資本不足はAT1債の利払い停止にもつながる可能性があると、ミント・パートナーズのストラテジスト、ビル・ブレーン氏が指摘した。
「投資家の心の底には常に、銀行のAT1債が緊急時の資本のために使われることへの懸念があった。ドイツ銀のこれまでを考えると同行は他の銀行よりその可能性が高い」と同氏は述べた。
AT1債は、利払いが保証されていない。また銀行の自己資本が一定の水準を下回った場合は元本削減や株式への転換の対象ともなり得る。
原題:Deutsche Bank’s Riskiest Bonds Sink to Record Low on Coupon Risk(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Tom Beardsworth tbeardsworth@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Tom Freke tfreke@bloomberg.net Charles Daly
更新日時: 2015/10/09 03:16 JSTニュース一覧
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