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「主治医からセクハラ行為」会社員女性が提訴10月9日 15時17分
主治医だった大学病院の医師から、治療中に体を触られるなどセクハラ行為をされたとして、東京の会社員の女性が、医師と病院側に800万円余りの賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。
訴えを起こしたのは、東京都内に住む42歳の会社員の女性です。訴えによりますと女性は全身に慢性的な痛みがあり、東京慈恵会医科大学附属病院に通院していましたが、4年前に主治医になった男性医師から、治療中に体を触られたり、誘われて食事に行った際に無理やりキスをされたりしたとしています。
半年余りたってから個人的に連絡をとるのはやめてほしいと伝えたところ、セクハラ行為はなくなったということですが、女性は、抑うつ状態になるなど精神的な被害を受けたとして、男性医師と病院側に対し、880万円の賠償を求めています。
女性は会見を開き、「痛みの治療は私にとって生命線とも言えるので、逆らうことも言い返すこともできず悔しかったです。尊厳を踏みにじられたと強く感じています」と話していました。
一方、東京慈恵会医科大学附属病院は「訴状を見ていないので、コメントは控えさせていただきます。速やかに事実関係の確認を行います」というコメントを出しました。
半年余りたってから個人的に連絡をとるのはやめてほしいと伝えたところ、セクハラ行為はなくなったということですが、女性は、抑うつ状態になるなど精神的な被害を受けたとして、男性医師と病院側に対し、880万円の賠償を求めています。
女性は会見を開き、「痛みの治療は私にとって生命線とも言えるので、逆らうことも言い返すこともできず悔しかったです。尊厳を踏みにじられたと強く感じています」と話していました。
一方、東京慈恵会医科大学附属病院は「訴状を見ていないので、コメントは控えさせていただきます。速やかに事実関係の確認を行います」というコメントを出しました。