【南揚州聯合ニュース】韓国・ソウル近郊の京畿道と同道南楊州市が共催するスローライフ国際大会開幕前日の7日、大会組織委員会は来場者を迎える最終準備に追われている。
同大会は10月8~17日に南楊州市で行われ、京畿道の31市・郡とそのほかの17市・道、海外からは約40カ国の代表団や観光客が参加する。
共同組織委員長の李錫雨(イ・ソクウ)南揚州市長はスローライフについて、「一人一人が人生の速度を見つけ、幸せな人生を楽しめば、自然と分かち合う文化に進む。単純に、速い遅いという概念ではなく、自分自身を幸せで元気にしていくことができる自分だけの速度のこと」と説明した。
大会期間中は「Good Food,Good Life」をテーマに各種の展示、販売、教育、体験、カンファレンスなどが行われる。
今大会では分かち合いの精神が強調されている。世界中の人が食卓を分かち合うというスローガンに基づき、大会組織委員会はその精神を実践するため、スローウォーキングコース「天使の通り」を設置した。会場までの1.4キロを歩いた来場者に1004点のマイレージを与える。これは1004ウォン(102円)に換算され積み立てられ、低所得層のために用いられる。
会場にはスローライフ革新館、グッドフード館、グッドライフ館などの展示館が設置される。
スローライフ革新館では50カ国の食卓を体験することができ、国内外の有名シェフが大会期間中、フードショーなどを披露する。
グッドフード館では30カ国の伝統食品が展示され、8カ国のレストランが用意される。各国のワインやビールも味わうことができる。
グッドライフ館では113のブースに韓国人の食卓文化や全国料理大会の受賞作などが展示される。
そのほかにもスローライフをテーマにした国際カンファレンスが開かれ、野外ステージではロックバンドやオーケストラ、合唱団などによる公演が行われる。
新鮮な有機農産物や生活用品を買うことができる「ファーマーズ・マーケット」なども運営される。