坂本進
2015年10月7日17時37分
国士舘高校(東京都世田谷区)のサッカー部で集団暴行を受けて退学を余儀なくされたとして、元部員の男子生徒(18)とその両親が、同校を運営する学校法人国士舘と元部員2人に慰謝料など計約900万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁立川支部に起こした。8日に第1回口頭弁論がある。
同部は、2001~03年度の全国高校サッカー選手権大会に出場した強豪校。訴状によると、生徒は13年4月に、スポーツ推薦で入学。すぐにレギュラーで試合に出るようになったが、5月上旬の部活終了後に約10人の上級生に取り囲まれた。2人から「先輩の悪口を言っただろう」などと言われ、あごや胸を何度も蹴られたほか、計25回以上、平手打ちをされたという。7月に急性難聴と診断されて以降、不登校になり、12月に退学した。
生徒は昨年4月に都立高校に入学したが、「サッカー選手になる夢を捨てざるを得なくなった」と主張。「集団暴行は常態化していたが、学校は容認しており、再発防止のための措置もとらなかった」と訴えている。
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