【ソウル聯合ニュース】韓国警察庁によると、中国当局は8月、ソウルの中国大使館に局長級の警察高官1人を新たに派遣した。両国間の友好関係を考慮した措置とみられる。
局長級は日本の警察の警視監に相当する。ソウルの大使館に駐在する中国警察関係者は警視級1人と警視監級1人の2人に増えた。
通常、警察駐在官の階級は相手国に住む自国民の規模などによって決められ、政治的な特殊性も勘案される。韓国警察当局は滞在する国民の数は少ないが、米ワシントンには別の地域(警視正級)より階級の高い警視長を派遣している。
中国が以前より三つ上の階級の高官を派遣したのはかなり異例といえる。韓国警察庁関係者は「韓国に中国人が多く住んでおり、大勢の中国人客が訪れているだけでなく、韓中関係も考慮したと聞いている」と述べた。韓国側は北京に警視長、上海に警視正など、中国に12人を派遣している。
両国の警察当局間の協力も強化される見通しだ。同関係者は「以前より伝達経路(の階級)が高くなり、われわれの協力要請を駐在官が本国に報告すると、中国側は速やかに対応している」と伝えた。