ライフハッカー編集部 - cafeglobe,メディアジーンサイト 07:00 AM
おすすめの薬草系リキュール
cafeglobeより転載:普段はワインやビールを好んで飲んでいたとしても、バーに行ったらやっぱり飲みたくなるのがカクテル。バーカウンターにずらりと並んださまざまなデザインのリキュールの瓶は、見ているだけでも楽しいものです。
リキュールの種類は大きく分けると4つ
・フルーツ系
カシスやピーチ、ライチなどといったフレッシュな甘味の強いリキュール。
・ナッツ、ビーン、カーネル系
アマレットやカルーアを代表とするコーヒーリキュール系など、こっくりとした濃厚さが特徴のリキュール。
・スペシャリティーズ系
クリームリキュールやエッグリキュールであるアドヴォカート、チョコレートリキュールなど甘美なリキュール。
・ハーブ&スパイス系
複数種類の薬草をフレンドして造られたリキュール。
お酒を覚えたての頃はフルーツ系リキュールが好きだったけれど、最近は甘いカクテルはちょっと......というお酒好きな女性も多いはず。そんな方におすすめなのがハーブ&スパイス系のリキュール、「薬草系リキュール」なのです。
世界中で人気の銘柄
ヨーロッパでは昔から広く親しまれてきた薬草系リキュール。しかし苦味が強く、癖があるものが多いため、日本ではあまり馴染みがありません。「苦味」や「クセ」は薬草系リキュールがそもそも「薬」のポジションに近かったから。でもそのクセも一度ハマってしまえば、大好きになってしまうこと間違いなしです。
そんな、薬草系リキュールの有名どころをご紹介します。
・「カンパリ」
イタリア産のリキュール。主材料はビター・オレンジ・ピール。胃腸を整える働きがあり、アメリカの禁酒法時代でも「薬」として飲むことができた。
食前酒として飲まれることが多い。
・「シャルトリューズ」
130種類もの薬草系を蒸留、数年間熟成させる。薬草の配合に関しては現在も門外不出。霊薬、万能薬として1605年にアンリ4世のもとに伝えられ、フランスの修道院で造られ始めた。別名「リキュールの女王」。
・「アブサン」
カルト的な人気を博した伝説のお酒。熱狂的なファンが多く、名だたる芸術家たちがこのお酒を愛飲していた。過去には幻覚を引き起こす、中毒性があるとして一時は禁止されたが、現在は製造が再開されている。
ニガヨモギ、アニス、ウイキョウなどの複数ハーブスパイス。
・「イエーガーマイスター」
アニスやフェンネルなど56種類のハーブ、スパイス、フルーツを原料としたドイツ産のリキュール。アメリカで絶大な人気を誇る。滋養強壮、消化促進が期待できる。
その他、緑茶の香りを生かした日本発のリキュール「グリーン・ティ」もこの薬草系リキュールに分類されます。
たっぷりお料理を堪能した後の一杯として
薬草系リキュールは、腸の働きを助けるため食前酒として飲まれることが多いのですが、お腹いっぱい食べた食後の一杯としてもおすす。クセと苦味が身体の中をスッと洗い流してくれ、いくらでも飲むことができます。おすすめの飲み方は、シンプルにソーダアップです。
バーでのシメの一杯としてぜひ試してみてください。
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