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コラム

小児救急相談ダイヤル「#8000」は急病時の強い味方!

お子さんの急病時に、頼りにできる電話相談窓口があります。それが「小児救急相談」と呼ばれるダイヤルです。番号は全国一律の「#8000」となっていて、休日や夜間のような通常病院が開いていない時間帯にも、医師や看護師の意見を仰ぐことができるのです。今回は、そんな小児救急相談ダイヤルについてご紹介します。

掲載日:2015年10月01日

小児救急相談ダイヤル「#8000」は急病時の強い味方!

子供の急病時、頼りになるのは…


お子さんが小さければ小さいほど、「身体のどこが、どんなふうに痛い」というように具体的な症状を言葉にして伝えることができません。したがって、保護者など大人が注意深く観察することが大切ですが、医療従事者でもなければ症状の軽重を判断することは難しいでしょう。


平日の昼間の時間帯ならば、かかりつけの病院に連れて行ったり、電話で問い合わせて判断を仰ぐことも可能ですが、休日や夜間の場合はそうはいきません。そんな時、頼りになるのが小児救急相談ダイヤル「#8000」です。


この短縮番号「#8000」をダイヤルすると、お住まいの都道府県の相談窓口に転送され、該当する小児科医や看護師の判断やアドバイスを聞くことができます。


この「#8000」は短縮ダイヤルですので、つながるのはプッシュ回線の固定電話や携帯電話のみとなっています。その他のダイヤル回線やIP電話などは、各都道府県で電話番号が異なりますので注意が必要です。また、地域によっては利用できるか否かだけではなく、利用できる時間帯なども異なります。詳しくは各自治体にお問い合わせください。


お子さんの救急時だけでなく、育児に関することや妊娠中の健康や生活について、母と子の健康上の相談なども、小児救急相談で受け付けています。経験豊富な保健師や助産師が随時相談にのってくれるので、とても心強いですね。


特に女性で、初産の方は不安なことも多いのではないでしょうか。そういった場合に何より大切なことは、自分ひとりで悩まないことです。周りに相談相手がいない場合にも、このような小児救急相談といった制度があるので上手に頼ってみてください。電話という非対面のコミュニケーションなので、なかなか面と向かって話しづらいことも相談できるかもしれません。



身体だけじゃない、こころの電話相談室もあります


ここまで小さなお子さんの急病時に頼りになる小児救急相談についてご紹介していきましたが、身体の不調だけでなく、“こころの問題に関して相談できる窓口もあります。


それが、「こころの電話相談室」です。たとえば東京都の場合は、042-312-8119をダイヤルすると、相談室に直通で相談することができます。


ストレス社会といわれている現代、こころの不調を訴えているのは大人ばかりではありません。友達関係や学校など、子供がストレスを感じる場も増えてきています。引きこもりがちだったり、反抗や暴力が激しかったり、気付かないうちにSOSが発信されている場合も多いでしょう。少しでも気になることがあったら「こころの電話相談室」に問い合わせてみてください。


もちろん、家族や本人だけでなく学校の先生など関係者の方からの相談も受け付けています。相談窓口は心理職の方が対応してくれるうえ、深刻な場合は児童・思春期精神科などの受診方法なども詳しく教えてくれます。


加えて知的能力や発達の遅れやばらつきなど、お子さんを育てるうえでの心配事や気になることも相談内容に含まれています。幼児(3歳前後)から高校生までのお子さんが対象となっていますので、気になることがあったらまずは気軽に相談してみてください。



まとめ ~ひとりで悩まず相談を~


いかがでしたか? 育児には完璧なマニュアルがないので、お子さんの身体やこころのケアは誰もが手探りで対応されていることと思います。悩み事が尽きないテーマだからこそ、悶々とひとりで悩まず、相談窓口に問い合わせてみてください。きっとあなたの力になってくれることでしょう。



著者情報

治療ノート編集部
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