レンタルビデオ屋でDVDを数枚借りて、自宅でDVD鑑賞をするのやめます。
多くとも月4本くらいにします。
一日一本見てた過去
僕は現在大学4年です。
大学2年くらいから映画にハマって、そこから一日一本見るのが日課でした。
もう本当、時間だけは死ぬほどあったから浴びるように見ました。
部屋にテレビがないから、パソコンの小さな画面で。
夜な夜な見ました。
映画からはいろんなことを学びました。
時には自分という存在の小ささを思い知らされ、深夜の街をボーッと徘徊するようなことも度々ありました。
人生の先生です。それは今も変わりません。
転換点
最近、自宅で浴びるように映画を観ることにいくつか問題点を感じてきました。
以下、いくつか挙げます。
1出不精になる
1週間一日一本みるぞ、と意気込むとレンタルビデオ屋で7本借りることになります。
映画はだいたい一本二時間くらいです。
すると、「あー映画消化しなきゃな・・・・」と変な義務感に襲われます。
いつしか追われるよう、義務のように映画みてました。
休日もずっと家にいることも多くなりました。
たまには、ならいいんですがずっと家に引きこもっても、特段何も起きないんです。
人に会うこと、旅行やどこかへ出かけて様々な体験をする必要性に気づきました。
睡眠時間を削ればいいのかもしれませんが、僕の生体エネルギーではやっぱり体調が悪くなったりするのでNGでした。
2映画は体験するものだと知った
いくら歴史に名を刻む名作といってもパソコンの小さな画面じゃ無理がありました。
もちろん面白いんです。
面白いんですけど、劇場の大画面と大音響の中で見るのとはやはり臨場感が違います。
ハリウッドの超大作映画はこじんまりしてしまうし、
ヨーロッパのアート映画なんかも大画面で見ると分かる芸術性を見過ごして、退屈になってしまいます。
せめて大きめの液晶テレビで見ればよかったですね。
リビングのテレビでみると家族がいるから集中できないんですよね・・・。
あとは、今年あたりから新作映画を劇場でみにいくことが増えました。
やっぱり、劇場で1500円(学生料金)をきちんと払って見る映画とパソコンの小さな画面で見る映画じゃ全然違うんです。
劇場でみるとそれは一つの「体験」なんですよね。
考えてみればそりゃそうで、音楽を聞くにもCDでヘッドホンで聴くのと、
実際にライブに足を運ぶのでは、どちらが良いという問題ではなく別のものですよね。
映画は自宅でちまちまこじんまりとみるよりも、
自分は「体験」を求めているのかな、と思いした。
3劇場で見て「時代の空気」、名作は名画座で「縁」を感じ取る
新作映画を劇場に観に行くもう一つのメリットは時代の空気を感じ取れることでしょうか。
そりゃ同じ時代に作られているんだから当たり前です。
それからハリウッドのCGバリバリ使われてる映画なんか観に行くと、最先端の映像技術なんかも感じられますよね。
今年見た『バードマン』の全編ワンカット撮影とか、ブログにも書いた『ピクセル』は個人的にビックリしました。
あとはDVDだと探せば自分で往年の名作映画を探してみれますよね。
それは素晴らしいことです。
しかし、名作との出会いも個人的に「縁」に任せてみたいと思うようになりました。
過去の映画を劇場で上映している映画館はたくさんあります。
TOHOシネマズの「午前十時の映画祭」だとか、都内だと早稲田松竹とか飯田橋あたりの名画座とか。
そういうところで上映されてる映画を見て、少し受け身に名作との偶然の幸福な出会いをしてみたいと思います。
まとめ
そんな感じで、僕はDVD鑑賞控えめにします。
今後みるのは、友達と映画の激論を交わすためにみるのと、人から激しく勧められた映画だけにします。
大学生活で少なく見積もって、300本はみてるんですよね。
まだまだ知識とかそれほどありませんが、人と映画の話をするのに恥ずかしくない程度の量は見たと思います。
ま、何はともあれ、これは自分がより映画を楽しむためのことなんです!
これからも映画大好き!