音楽理論
一般的な音楽理論の解説です。
構成の特徴
「くじけなさ」と「実践性」を最重要視
本サイトは、主にビギナーに向けて、最大限に挫折しないための構成になっています。したがって、ときには難解な部分の解説を後に回したり、暗記を推奨しないような、一見すると不まじめにみえる場面があります。
これは、効率のよい正しい学習のために必要なことです。たとえば数学では、中学で初めて「負の数」を知り、高校で初めて「虚数」を知ります。それまでは、皆かりそめの姿の数学を学んでいるわけです。英語でも、「現在進行形」を学ぶときに「分詞」の概念を教える者などいません。文法の体系の全体像は、ずっと後になってから見えてきます。
しかしそれは無駄な遠回りではありません。先に点があってこそ、それが結ばれたときの線の形がよく見えるのです。
つまり、単なる辞書的な知識の羅列ではなく、学ぶ人の理論構築のフローをトコトン想定して教科書的に設計されていることが、マーグルの決定的に独特なポイントです。ぜひイチから順に、ゆっくりと読み進めていってください。
読み進め方
コード編は、「2.15」でひとつの大きな区切りです。「同主調借用」が使いこなせれば、かなり幅の広いコード表現が可能です。ですので、そこまで読んだら、他の編を読んでみることをお勧めします。
準備編
コード編
Lv1. 押さえておきたい基礎知識
コード理論の根幹をなす概念的な用語や単位が説明されます。音楽家どうしのコミュニケーションでもよく使われる基礎用語が多いので、これだけは覚えておきたいという段階です。
2.4で解説される「ダイアトニックコード」というコードをきちんと覚えれば、それだけでもかなり豊かな作曲ができます。
- 2.1 コード理論について
- 2.2 和音と度数
- 2.3 メジャーとマイナー
- 2.4 ダイアトニックコード
- 2.5 度数表記(ディグリーネーム)
- 2.6 スリーコードと代理コード
- 2.7 トニック・ドミナント・サブドミナント
Lv2. もっと多くのコードを知る!
「ダイアトニックコード」以外の発展的なコードを知ります。曲想に応じてさらに多彩なコードを使い分けられるようになりますが、その分内容が濃く、習得するのに忍耐のいるレベルです。
しかし、ここで学ぶコードの多くはポップス音楽で頻繁に使われるもの。理論として覚えて使いこなせると、すごく強力な武器になります。
Lv.3 ポピュラー音楽のプロになる
コードの種類を増やすだけでなく、おしゃれなアレンジ方法や定番パターンなどを知り、より複雑でプロっぽいコードまわしを覚えます。Lv2の内容と比べると使いどころが限られるモノが多く、重要度は少し下がる。でもココまでくればポピュラー音楽で使われるコードはマスターしたといって過言でない。
Lv.4 ようこそマニアの世界
ここから格段に難しくなります。クラシックやジャズの音楽スタイルの入り口となるような理論もあり、大衆音楽をやるぶんには知らなくてもいい領域でもあります。
音楽理論が大好き、その辺のポップス作曲家が作るようなありきたりな音楽は聞き飽きた、もっと独創性を追究したいという方だけどうぞ。そうでなければ、メロディ編へスキップしてしまうことをオススメします。
- 2.21 アヴォイド・テンション詳論
- 2.22 ハイブリッドコード
- 2.23 アッパー・ストラクチャー・トライアド
- 2.24 二次代理ドミナント
- 2.25 短調のコード理論 (1)
- 2.26 短調のコード理論 (2)
- 2.27 四度堆積和音
- 2.28 最後の和音たち
Lv.5 そして伝説へ…
当然ながらこのサイトにあることが理論の全てではありません。 さらに難しいジャズの転調理論、クラシックの厳格な和声理論などもあります。 そこまで気になったときには本を買うなどしましょう!┏( ^o^)┛
メロディ編 (2010年 旧版)
- 3.1 メロディ理論について
- 3.2 メロディの構成要素
- 3.3 音程と音域
- 3.4 モチーフ
- 3.5 ロングトーンの魔法
- 3.6 音階の活用
- 3.7 旋律と度数 (1)和声音
- 3.8 旋律と度数 (2)非和声音
- 3.9 教会旋法 (1)ドリア旋法
- 3.10 教会旋法 (2)ミクソリディア旋法
メロディ編 (2015年 新版)
- 3.1 メロディ理論について
- 3.2 メロディを人の記憶に残す
- 3.3 順次進行と跳躍進行
- 3.4 半音進行と全音進行
リズム編
番外編 コラム
マクロ音楽理論
マクロ音楽理論は、より大きな範囲で音楽を分析する手法で、「美しい構成・構造とは何か?」を定義するというこれはまったく新しい音楽理論です。
[!]あまりにも書き進まないのでとりあえず概説を書きました!やる気はあるのだがめんどくさい
第1章 総論
- 1.1 マクロ音楽理論への招待
- 1.2 要素と反復
- 1.3 CERQL (サークル)
- 1.4 構築と破壊
- 1.5 分析とスコープ
- 1.6 色々なサークル
- 1.7 造形美をつくる