正しい歴史認識で新しい転機を 「おまつり」出席の韓国長官

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は20日、ソウル市内で開かれた韓国と日本が文化交流を深める恒例イベント「韓日交流おまつり2015 in Seoul」に出席し、「長年築き上げてきた友好関係や正しい歴史認識に基づき、今年の国交正常化50周年が新しい未来を切り開く転機になるよう努力すべきだ」と祝辞を述べた。

 尹長官は「韓日関係は現代史の不幸だった過去に起因する困難さが現在にも影響を与えている」と指摘した。10月末か11月初めに韓国で中国を交えた3カ国首脳会談が開催される見通しで、それに合わせ朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍晋三首相による初の首脳会談が実現する可能性がある中、両国関係の進展のためには日本の正しい歴史認識が重要であることをあらためて強調したものとみられる。

 ただ、日本に対する批判よりは、今後の両国関係に期待を示したとされる。尹長官は「50年前の世代が韓日関係の大計を設計したように、韓日関係のさらなる飛躍のため、再び大きな夢を描いていけることを期待する」として、「本日のこの場がそのような夢を実現できる楽しい場になってほしい」と述べた。

 また、両国の小学生と中学生による合唱団の公演を取り上げ、「若木を見て、韓日関係の未来を考えてみる」として、「木も育ちながら多くの試練にさらされるよう、隣り合っている国同士の関係も同じ」と指摘。隣国間で多かれ少なかれ摩擦がないところはないが、重要なのは困難さをどう管理し、知恵を出し合い克服していくか、そして信頼の根を深く張らせるのかだと強調した。その上で、「両国が近くて近い隣人となり、両国民が友情を分かち合うためには両国の政府と市民社会が信頼を築いていかなければならない」と強調した。

 イベントには別所浩郎駐韓日本大使も出席した。両氏は開幕式前、談笑しながら共に会場へ入場した。日本からは菅原一秀財務副大臣らも出席した。

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